JasmyCoin(ジャスミーコイン)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
JasmyCoinは、日本の株式会社ジャスミーが進めるIoTと個人データ管理の構想で使われるトークンです。同社はソニー出身者らによって2016年に設立され、機器から集まるデータを本人が管理しながら必要な相手に渡せる仕組みを掲げています。トークン自体はイーサリアム上のERC-20規格で発行されています。
要点
- 日本の事業会社が発行主体であり、国内の取引所でも取り扱いがある
- IoT機器のデータを本人が保管・管理する「データの民主化」を掲げている
- Personal Data LockerやSecure Knowledge Communicatorといった製品構想を公表している
- トークンはイーサリアム上のERC-20で、独自チェーンではない
定義
IoT機器から生じるデータを個人が管理・流通させる仕組みを目指す日本企業ジャスミーのプロジェクトで用いられる、イーサリアム上のトークン。
ジャスミーが問題として挙げているのは、個人の行動や機器から生じるデータが、利用者本人ではなくプラットフォーム企業の側に蓄積されている状況です。同社はこれを個人の手元に戻し、誰にどの範囲で渡すかを本人が決められるようにすることを構想として掲げています。
そのための仕組みとして公表されているのが、データを暗号化して個人の管理下に置くPersonal Data Lockerと、機器の登録・認証を扱うSecure Knowledge Communicatorです。データそのものをチェーンに書き込むのではなく、アクセス権や取引の記録をブロックチェーンで扱い、実データは分散ストレージや利用者側に置く構成として説明されています。
トークンの位置づけは、この仕組みの中でデータのやり取りやサービス利用の対価として使われるというものです。独自チェーンを運用しているわけではなく、イーサリアムのERC-20規格で発行されているため、送受信にはETHのガス代がかかります。
国内の文脈では、日本の事業会社が発行し国内取引所で扱われる数少ないトークンの一つとして知られています。自治体や企業との実証実験、家電メーカーとの連携などが同社から発表されていますが、どの取り組みが実運用に至っているかは発表資料を個別に確認する必要があります。
注意点
- · 構想として公表されている内容と、実際に稼働しているサービスは区別して読む必要がある
- · 発行主体が特定の企業であるため、その企業の事業判断や継続性がトークンの扱いに影響しうる
- · ERC-20トークンのため、送受信時にはイーサリアムのガス代が別途必要になる
よくある質問
日本の企業が発行しているから安全ということですか?
発行体が明確であることと、価格や事業の安定は別の問題です。国内取引所での取り扱いは審査を経ていますが、それは値動きや事業計画の実現を保証するものではありません。