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ERC-20とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
ERC-20は、イーサリアム上で代替可能なトークンを発行するための共通規格です。残高照会や送金の関数名が統一されているため、どのウォレットや取引所も個別対応なしに扱えます。多くのトークンがこの規格に沿って発行されています。
要点
- イーサリアムの代替可能トークンの共通規格
- 関数名が統一されウォレットが自動で扱える
- 1単位ごとの区別がない(代替可能)
- 承認(approve)という独自の権限付与がある
定義
イーサリアム上で代替可能なトークンを扱うために定められたインターフェース規格。残高取得・送金・権限委任の関数の仕様を定めている。
規格が定めているのは関数の名前と振る舞いです。balanceOf で残高を返す、transfer で送る、といった約束が共通なので、ウォレットはトークンの種類ごとにプログラムを書き分ける必要がありません。新しいトークンをウォレットに追加するとき、コントラクトアドレスを入れるだけで表示できるのはこのためです。
「代替可能(fungible)」とは、1単位ずつの区別がないという意味です。あなたの持つ1USDCと他人の持つ1USDCは同じものとして扱えます。これに対し、1点ずつ区別されるNFTはERC-721という別の規格で表現されます。
実務上つまずきやすいのが approve です。DEXなどのコントラクトにトークンを動かす権限を与える操作で、多くの場合、使う前に1回追加の取引が必要になります。この権限は取り消すまで残り続けるため、使い終わったサービスの承認は定期的に見直すことが推奨されます。
注意点
- · 無期限・無制限の承認を与えたままにすると、コントラクトが侵害されたときに被害が拡大する
- · 規格に沿っていても、コントラクト自体が悪意ある挙動をする場合がある