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ユーティリティトークンとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
ユーティリティトークンは、特定のサービス内で使う権利や機能へのアクセスを表すトークンです。配当や持ち分を約束するものではない、という位置づけで語られます。ただし呼び方は発行者が決めるものであり、実質が投資性を持つと判断されれば、名前にかかわらず別の規制が及びます。
要点
- サービス内の機能や利用権へのアクセスを表すトークン
- 配当や持ち分を約束するものではないとされる
- 名称ではなく実質の中身で規制上の扱いが決まる
- 価格が変動するリスクは他の暗号資産と変わらない
定義
特定のプラットフォームやサービスの利用・機能へのアクセスを目的として発行されるトークン。利益の分配や持ち分を表すセキュリティトークンとは、表している権利の性質が異なるとされる。
ゲーム内でアイテムを買う、ネットワークの手数料を支払う、投票に参加する。こうした用途のために発行されるトークンがユーティリティトークンと呼ばれます。発行者から利益の分配を受ける権利ではなく、サービスを使うための道具である、という整理です。
問題は、この呼び名が発行者の自称にすぎない点です。実態として将来の値上がりを前面に出して資金を集めていれば、機能面の説明があっても投資性のある商品と見なされる余地があります。各国の当局は、名称ではなく資金調達の実態と購入者の期待に着目して判断してきました。
利用者の側で確認できるのは、そのトークンに実際の使い道があるか、使っている人がどれだけいるか、発行量と配分がどうなっているかといった点です。用途の説明が抽象的で、上場や価格上昇の話ばかりが目立つ場合は、機能よりも投機が目的になっている可能性を考える必要があります。
注意点
- · 「ユーティリティトークンだから規制されない」という説明を判断の根拠にしない
- · 特定の銘柄が法的にどの区分に当たるかは、当局と専門家の判断による
- · 用途があるかどうかにかかわらず、価格が大きく下落する可能性はある