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身に覚えのない手数料が引かれていたとき

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
4 分

結論

想定より多く引かれているときは、まず何の費用かを分解します。取引手数料、スプレッド、ネットワーク手数料、出金手数料は別々のもので、合算されると大きく見えます。取引履歴の明細を1件ずつ確認し、それでも説明がつかない項目があれば、記録を添えて公式サポートに問い合わせてください。

要点

  • 手数料は複数の種類が同時にかかる。まず内訳に分ける
  • 販売所形式ではスプレッドが価格に含まれ、手数料として別表示されないことがある
  • ネットワーク手数料は事業者の収益ではなく、チェーンへの支払い
  • 説明のつかない出金があるなら、手数料ではなく不正アクセスを疑う

定義

取引や送金にともなって差し引かれた金額が、自分の想定より大きい、あるいは何の費用か分からない状態のこと。

最初にやるのは、明細の確認です。取引履歴の画面を開き、該当する日時の取引を1件ずつ見てください。多くの事業者は、約定価格・数量・手数料を分けて記録しています。ここで、引かれた金額がどの項目に対応するかを対応づけます。複数の取引がまとまって表示されている場合は、期間を絞って表示すると読みやすくなります。読み方は「取引履歴の見方」で扱っています。

次に、種類ごとに切り分けます。取引手数料は売買の成立に対してかかるもので、注文の出し方によって料率が違う場合があります。スプレッドは買値と売値の差で、販売所形式では価格そのものに含まれるため、手数料の欄に出てこないことがあります。ネットワーク手数料は、チェーン上で送金を処理してもらうための費用で、事業者の取り分ではありません。出金手数料は事業者が設定するものです。この4つを混ぜて見ると、必ず「多すぎる」と感じます。

見落としやすいのが、価格に含まれる費用です。販売所形式で買って、すぐに評価額を見ると下がって見えるのは、買値と売値の差がそのまま反映されているためです。これは手数料の欄には現れませんが、実質的な費用です。取引所形式と販売所形式のどちらを使っているかを、まず確認してください。

少額の送金では、手数料の比率が跳ね上がります。固定額の出金手数料は、金額が小さいほど割高になります。また、混雑時にはネットワーク手数料そのものが高騰します。この点は「手数料が高すぎて送れないとき」で扱っています。

ここまで確認しても説明がつかない場合、対応が2つに分かれます。手数料の計算が合わないだけなら、取引の日時と履歴のスクリーンショットを添えて公式サポートに問い合わせてください。一方、自分が出していない出金や取引が履歴にある場合は、手数料の問題ではありません。ただちに「不正な取引を見つけたとき」の手順に進んでください。

注意点

  • · 身に覚えのない出金が履歴にある場合は、手数料の問題ではありません。不正アクセスとして直ちに対応してください
  • · 「払いすぎた手数料を返金します」というメールやDMはフィッシングの典型です。リンクを踏まず、公式サイトを自分で開いてください
  • · 手数料の安さだけを理由に、登録の有無が確認できない事業者を使わないでください

よくある質問

  • 手数料無料と書いてあったのに差額が出ています。

    取引手数料が無料でも、スプレッドやネットワーク手数料は別にかかります。とくに販売所形式では、費用が価格に含まれるため手数料の欄には現れません。公式の手数料ページで、取引・入金・出金の3つをまとめて確認してください。

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