うまくいかなかったときの対応
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
送金の誤り、出金の停止、詐欺の被害。いずれの場合も、まず追加の送金と入金を止めてください。そのうえで、利用した事業者の公式窓口に連絡し、詐欺が疑われる場合は警察と消費生活センターに相談します。ブロックチェーン上の送金は取り消せないため、取り戻せない場合が多いのが実情です。
要点
- 何が起きていても、まず追加の送金・入金を止める
- 連絡は必ず事業者の公式サイトから辿った窓口に行う
- 詐欺が疑われる場合は警察と消費生活センターに相談する
- 「取り戻してあげる」と近づいてくる相手は二次被害の入口
定義
暗号資産の取引において、送金の誤り・出金停止・詐欺被害などが発生した場合に取るべき初動と相談先のこと。
何が起きた場合でも、最初にすることは同じです。追加の送金と入金を止めてください。詐欺の手口では、問題が起きたように見せてから「解決のために」追加の入金を求める流れが定番です。出金しようとしたら税金名目の入金を求められた、口座を復旧するために保証金が必要だと言われた、こうした要求はすべて詐欺です。一度払うと、さらに別の名目で求められます。
送金先を間違えた場合は、まず自分が使った事業者の公式サポート窓口に連絡します。取引所内の口座間の誤りであれば対応できる場合がありますが、ブロックチェーン上で外部に送信した送金は、原則として取り消せません。宛先を管理している相手が特定でき、その相手が協力する場合を除いて、戻らないと考えるのが現実的です。
出金が停止された場合は、事業者からの公式なお知らせを確認してください。システムメンテナンス、規制対応、本人確認の再実施など理由はさまざまです。ただし、公式な説明がないまま出金だけが止まっている状態が続く場合は、経営上の問題の可能性があります。SNSの噂ではなく、事業者の公式発表と、必要であれば金融庁の公表情報を確認してください。
詐欺の被害が疑われる場合は、警察の相談窓口と消費生活センターに相談してください。送金先のアドレス、やり取りの記録、相手のアカウント情報などを保存しておくと相談がスムーズです。そして最も注意すべきなのが、被害者に対して「失った資産を取り戻せる」と接触してくる相手です。これは被害者名簿をもとにした二次被害の手口で、手数料名目でさらに支払わせることを目的としています。
注意点
- · 出金のために入金を求められた場合、その相手は詐欺です
- · 「資産を取り戻す」と持ちかける相手には二次被害の危険があります
- · サポートを名乗って先に連絡してくる相手を信用しないでください
よくある質問
間違えたアドレスに送ってしまいました。どうすればよいですか?
取引所内での操作であれば、その事業者の公式サポートに速やかに連絡してください。外部への送金の場合、原則として取り消せず、戻らないことが多いのが実情です。同じ誤りを繰り返さないよう、テスト送金とアドレスの登録を行ってください。