かかる費用の内訳
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
費用は取引手数料だけではありません。売値と買値の差(スプレッド)、入出金手数料、ブロックチェーン上の送金手数料、そして利益が出た場合の税負担があります。購入した瞬間から、購入額を下回った状態で始まるのが通常です。
要点
- スプレッドは手数料として表示されないが、実質的な負担になる
- 日本円の入出金にも手数料がかかる場合がある
- ブロックチェーン上の送金手数料は混雑状況で変動する
- 利益が出た場合には税負担が生じる
定義
暗号資産の取得から売却・出金までの過程で実際に差し引かれる負担の総称。明示される手数料と、価格差として吸収される負担の両方を含みます。
最も分かりにくいのがスプレッドです。販売所形式のサービスでは、買うときの価格と売るときの価格に差が設けられており、この差が事業者の収益になります。手数料0円と表示されていても、買った瞬間に売れば差額分の損失が出ます。差の大きさは銘柄や事業者によって異なるため、同じ画面で買値と売値の両方を確認する習慣をつけてください。
次に入出金です。日本円の入金方法によっては手数料がかかり、出金にも手数料が設定されているのが一般的です。少額で何度も入出金すると、この固定的な費用の比率が大きくなります。
暗号資産を外部に送る場合は、ブロックチェーンのネットワーク手数料が別途かかります。これは事業者ではなくネットワークに支払うもので、混雑状況によって変動します。混んでいる時間帯には、送金する金額より手数料のほうが高くなることすらあります。
最後に税です。暗号資産の取引で利益が出た場合、日本では原則として雑所得に区分され、申告が必要になることがあります。税率や申告の要否はその人の所得状況と制度によって決まり、改正もあります。具体的な税額をここで示すことはしません。国税庁の案内を確認し、判断に迷う場合は税理士にご相談ください。
注意点
- · 「手数料無料」の表示は、スプレッドを含めた総費用を意味しません
- · 税務に関する記載は一般的な整理であり、税務アドバイスではありません
- · 費用を差し引いた結果、購入額を回収できないまま終わることがあります
よくある質問
どうすれば費用を抑えられますか?
取引回数と送金回数を減らすことが基本です。ただし、費用を抑えること自体は利益を意味しません。費用の構造は、始めるかどうかを判断するための材料として確認してください。