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ソーシャルエンジニアリングとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく人の判断を突いて情報や操作を引き出す手口です。急がせる、権威を装う、不安をあおる、親しくなるといった型があり、どれも「落ち着いて確認する時間」を奪うことを狙っています。連絡が来た経路とは別の経路で確認する習慣が、共通の防御になります。
要点
- 技術ではなく人の判断を突いて操作させる手口
- 急がせる・権威を装う・不安をあおるのが定型
- 連絡が来た経路とは別の経路で確認する
- 秘密情報を求められた時点で中断する
定義
システムの脆弱性ではなく、人の心理や状況判断に働きかけることで、秘密情報の開示や、本人にとって不利益な操作を実行させる手口の総称。
どれほど堅牢な仕組みでも、使う人が自分で鍵を渡してしまえば意味がありません。そのため攻撃は、技術的な突破よりも人への働きかけに向かいます。仮想通貨では、送金が取り消せないことと、被害の申告先が明確でないことが、この手口を成立させやすくしています。
典型的な型はいくつかに絞られます。「アカウントが凍結される」と不安をあおる。「運営」「サポート」「警察」を名乗り権威を装う。「あと10分で締め切り」と時間を区切る。数週間かけて雑談を重ね、信頼を作ってから投資の話を持ちかける。いずれも、確認の時間を奪う点が共通しています。
有効な対処は、連絡が来た経路で判断しないことです。メールやチャットで来た案内は、そこに書かれた番号やリンクではなく、自分がブックマークした公式サイトや、契約書に記載された連絡先から改めて確認します。相手が本物なら、この確認を妨げる理由はありません。
そして、どんな文脈であってもシードフレーズ・秘密鍵・二段階認証コードを伝えないという線を引いてください。正規のサービスがこれらを尋ねることはありません。求められた時点で、相手が誰を名乗っていても会話を終えるのが正しい対応です。
注意点
- · 連絡に書かれたリンクや電話番号は使わず、自分で控えた公式の連絡先から確認し直す
- · シードフレーズ・秘密鍵・二段階認証コードは、相手が誰であっても伝えない
- · 「今すぐ」「あと何分」と急がせる相手には、その場で判断せず一度離れる