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現実資産トークン(RWA)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
現実資産トークン(RWA)は、国債・不動産・債権といったチェーン外の資産に対する権利をトークンとして表したものです。移転や分割はチェーン上で完結しますが、資産そのものは現実世界にあり、保管者と法的な権利関係が別に必要になります。技術より、その法的な裏付けが実質を決めます。
要点
- チェーン外にある資産への権利をトークンで表したもの
- 資産の保管者と法的な権利関係が別途必要になる
- 移転・分割はチェーン上で完結し、決済が速くなる
- トークンを持つことと資産を取り戻せることは別の問題
定義
国債・不動産・債権など、ブロックチェーンの外に実体がある資産の権利をトークン化したもの。トークンの移転が権利の移転に対応するよう、法的な枠組みを併せて設計する。
利点は主に三つです。決済が短時間で終わること、資産を細かく分割して少額から持てること、そして保有状況がチェーン上で一覧できることです。従来は証券会社や登記所を経由して数日かかっていた移転が、その場で完了します。
一方、資産は現実世界にあります。国債なら保管機関、不動産なら登記された所有者が必要で、トークン保有者がその資産に対してどんな権利を持つのかは契約と準拠法で決まります。発行体が倒産したときにトークン保有者の権利が他の債権者より優先されるかどうかも、法的な設計次第です。
したがって、RWAを評価するときに見るのはチェーンの性能ではありません。誰が資産を保管しているか、その保管が発行体の財産と分別されているか、トークンを持つ人が最終的に資産や償還金を受け取れる経路が契約に書かれているか。ここが曖昧なものは、チェーン上でいくら整っていても実質が伴いません。
注意点
- · トークンの移転が法的な権利移転として認められるかは法域によって異なる
- · 二次流通の相手が限られ、売りたいときに買い手が居ないことがある
- · 保管者・発行体・スマートコントラクトの三つにリスクが分散して存在する