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NFTロイヤリティとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
ロイヤリティは、NFTが二次流通するたびに発行者へ一定割合を支払う仕組みです。ただし多くの実装では支払いはマーケットプレイス側の任意であり、チェーンが強制するものではありません。そのため取引所によって支払われたり支払われなかったりします。
要点
- 二次流通の売上から発行者へ支払われる取り分
- EIP-2981は料率を「照会できる」規格にすぎない
- 支払うかどうかはマーケットプレイスの実装次第
- 移転自体を制限して強制する設計も存在する
定義
NFTが二次流通した際に、売却額の一定割合を発行者などの指定先へ支払う取り決め。EIP-2981は支払先と金額を問い合わせる共通の関数を定めている。
ERC-721やERC-1155の移転処理そのものには、代金の概念がありません。売買はマーケットプレイスのコントラクトが仲介して行われるため、ロイヤリティを差し引くかどうかもそのコントラクトの実装で決まります。EIP-2981は「このトークンの料率と受取先はこれです」と答える関数を定めただけで、支払いを強制する仕様ではありません。
この構造のため、ロイヤリティを支払わない、あるいは任意とするマーケットプレイスが登場すると、同じNFTでも売却先によって発行者の受取額が変わります。発行者側がこれに対抗する方法として、指定した取引所以外へは移転できないよう転送関数に制限を入れる実装があります。ただしこれは、保有者から見れば売却先の自由が制限されるということでもあります。
ロイヤリティの設定値は多くの場合コントラクトやマーケットプレイスの管理画面で変更でき、発行後に引き下げられることもあります。購入前の説明にあった料率が将来も維持されるとは限りません。
注意点
- · ロイヤリティ収入を根拠にした収益の説明は、支払いが任意である以上あてにならない
- · 転送制限のあるコレクションは、売却できる場所が限られる
- · 料率は後から変更されうるため、購入時点の表示が恒久的とは限らない