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マイニングの採算を左右する要因とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
6 分

結論

マイニングの収支は、電力単価・機器の取得費と寿命・ネットワーク難易度・報酬として得るコインの価格という四つの要因で決まります。いずれも運用者が制御できず、しかも同時に動きます。本記事は要因の説明にとどめ、金額や利回りの試算は扱いません。

要点

  • 電力単価は継続的に効く最大の変動費
  • 機器費は世代交代の速さとあわせて考える必要がある
  • 難易度は参加者が増えれば上がり取り分が薄まる
  • 四つの要因は同時に動き、見通しは立てられない

定義

採掘の収支に影響する主な変数の総称。電力単価、機器の取得費と減価、ネットワーク難易度、獲得コインの価格が中心となる。

電力は稼働している限り発生し続ける費用で、地域や契約によって単価が大きく違います。同じ機器でも設置場所で条件がまるで変わるのはこのためです。冷却にかかる電力や設備費も、実際には電力側の負担として積み上がります。

機器は購入時点で費用が確定しますが、価値の減り方は世代交代の速さに左右されます。新しい機種が出れば旧型の相対的な位置づけは下がり、故障や電源系の交換も発生します。導入時の見積もりだけでは、途中で条件が変わります。

ネットワーク難易度は、参加者の増加に応じて自動的に上がります。自分の機器の性能が変わらなくても、全体が増えれば取り分は薄まります。さらに報酬として受け取るコインの価格が変動するため、費用が円建てで固定でも受取側は一定になりません。

四つの要因のうち、運用者が選べるのは設置場所と機器だけです。難易度と価格は外部で決まり、しかもどちらも予測できません。したがって「今の条件が続けばこうなる」という計算は、前提が崩れた時点で意味を失います。

注意点

  • · 収益性を保証する説明や、固定の利回りを示す勧誘は事実に反する
  • · クラウドマイニングの契約は、機器の実在や稼働状況を利用者側で確認できない場合がある
  • · 日本では採掘で得たコインにも課税関係が生じるため、取得時の記録を残す必要がある

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