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ASICマイナーとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
ASICマイナーは、特定のハッシュ関数を計算することだけに設計された専用チップを積んだ採掘機です。汎用のCPUやGPUより桁違いに効率がよい反面、対象のアルゴリズムが変われば一切使えなくなります。ビットコインの採掘は事実上この専用機の世界になっています。
要点
- 特定アルゴリズム専用に焼き込まれた集積回路
- 同じ電力あたりの計算量が汎用機より桁違いに大きい
- 対象アルゴリズムが変わると転用できない
- 発熱と騒音が大きく設置場所を選ぶ
定義
特定用途向け集積回路(ASIC)を用い、あるハッシュ関数の計算だけに最適化された採掘専用機器。汎用計算はできない。
CPUは何でもこなせる代わりに一つの処理に割ける回路が限られます。GPUは同じ計算の並列実行が得意です。ASICはさらに踏み込み、必要な演算だけを回路として焼き込むため、無駄な部分がありません。この差が電力あたりの計算量に大きく表れます。
ビットコインの採掘は、CPU、GPU、FPGAを経てASICへ移りました。専用機が登場すると、汎用機の計算能力では現実的に太刀打ちできなくなります。一方でイーサリアムがプルーフ・オブ・ステークへ移行した際は、その用途向けの機材が一斉に役目を失いました。
ASICは熱と騒音を大量に出します。個人宅では冷却と電源容量、近隣への騒音が現実的な制約になり、専用の施設に置く運用が一般的です。機種の世代交代も速く、新型が出ると旧型の計算能力上の位置づけは相対的に下がります。
注意点
- · 対象アルゴリズムが変更されると、機器そのものが用途を失う
- · 中古市場には故障品や実測性能が公称と異なる個体が出回る
- · 家庭の電気契約では容量や騒音が問題になることがある