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インパーマネントロスとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
インパーマネントロスは、AMMに2種類のトークンを預けたとき、価格比が預入時からずれるほど、そのまま保有し続けた場合より資産評価額が小さくなる現象です。価格比が元に戻れば差は消えるため「一時的」と呼ばれますが、ずれたまま引き出せば損失は確定します。
要点
- そのまま保有した場合との差額のこと
- 2つのトークンの価格比のずれで発生する
- 価格比が戻れば差は解消する
- 引き出した時点で損失は確定する
定義
AMMの流動性プールに預けた資産の評価額が、同じトークンをウォレットで保有し続けた場合の評価額を下回る差のこと。預入時と引出時の価格比の差から生じる。
仕組みの出発点は、AMMが常に一定の計算式で2資産の比率を保つことです。ETHとUSDCのプールでETHの外部価格が上がると、裁定取引者がプールから安いETHを買っていきます。結果として、プール内のETHは減りUSDCが増えます。価格が上がった資産を自動的に売らされている形になるため、そのまま持っていた場合より上昇の恩恵が小さくなります。
差は価格比のずれに応じて広がります。片方が2倍になった程度では数%ですが、比が大きく離れるほど急に拡大します。逆に、ステーブルコイン同士のように比がほとんど動かない組み合わせでは、ほぼ発生しません。「変動しやすい2資産の組み合わせほどずれが大きい」と理解しておけば十分です。
「インパーマネント(一時的)」という名前は、価格比が預入時に戻れば差もゼロに戻るという性質から来ています。ただしこれは、戻るまで待てる場合の話です。比がずれた状態で引き出せば、その時点で差は確定した損失になります。取引手数料の分配を受け取れる仕組みではありますが、手数料がこの差を上回るかどうかは市況とプールの取引量しだいで、事前には決まりません。
注意点
- · 片方のトークンの価格が大きく崩れた場合、プール内でそのトークンの比率が増え、評価額の下落をより強く受ける
- · 手数料収入で必ず埋め合わせられるという説明は誤りで、埋まるかどうかは事後にしか分からない
- · 集中流動性の形式では価格帯を外れると片側の資産だけになり、ずれの影響がさらに大きく出る