本文へ移動
中級者用語を調べる

ヘルスファクター(健全性指標)とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
4 分

結論

ヘルスファクターは、担保付き借入があと何割の余裕を残しているかを1つの数値で表したものです。一般に1を下回ると清算対象になります。価格が動くたびに変わる値なので、借入を持っている間は定期的に確認する必要があります。

要点

  • 借入の余裕を1つの数値で示した指標
  • 一般に1を下回ると清算対象になる
  • 価格が動くたびに刻々と変化する
  • 担保の追加か返済でしか改善できない

定義

担保の評価額に清算基準の掛け目を掛けた値を、借入額で割った比率。1を上回っていれば清算基準に達していないことを示す。

計算式は単純で、担保評価額に清算閾値(担保としてどこまで認めるかの掛け目)を掛け、借入額で割ります。値が2であれば、担保価値が半分になるまでは清算に至らない、という読み方になります。1.05のような値は、わずかな下落で清算に触れる状態です。プロトコルによって呼び名は異なりますが、考え方は共通しています。

この数値は自分の操作がなくても動きます。夜のうちに担保のETHが下落していれば、朝には1を割って清算済み、ということが普通に起こります。逆に借りた資産がステーブルコインなら分母はほぼ動かないため、注意すべきは担保側の価格になります。複数の銘柄を担保に入れている場合は、それぞれの下落が合算で効きます。

改善する方法は、担保を追加するか、借入を一部返済するかのどちらかです。どちらも自分で取引を出す必要があり、急落時はガス代が高騰して間に合わないことがあります。そのため、余裕の薄い水準で放置せず、最初から高めの値で運用するという考え方が一般的です。ただし、どの水準なら安全という基準は存在しません。

注意点

  • · 表示される数値は参照しているオラクル価格に基づくため、取引所の板価格とずれることがある
  • · ガバナンスで清算閾値が引き下げられると、取引をしていなくても数値が悪化する
  • · リキッドステーキングトークンなど、担保自体が基準資産から乖離すると急に悪化しうる

関連通貨

次に読む

仮想通貨診断

いくつかの質問に答えるだけ。結果はその場で表示されます。

診断をはじめる