初心者用語を調べる
担保(コラテラル)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
担保は、借りた資産を返せなくなったときに貸し手が回収する原資として、あらかじめ預けておく資産です。DeFiでは審査の代わりに担保が信用のすべてを担うため、担保の価値が下がると自動的に売却されます。借りていることを忘れていても処理は進みます。
要点
- 返済されない場合に回収される預け入れ資産
- DeFiでは審査の代わりに担保が信用を担う
- 担保の価値が下がると自動で売却される
- 担保にできる銘柄はプロトコルが限定している
定義
借入の返済を保証するために貸し手に預ける資産。DeFiではスマートコントラクトにロックされ、返済不能と判定された場合は契約に従って売却される。
銀行の融資では、収入や信用情報の審査があり、担保はその補強という位置づけです。DeFiには借り手の身元も返済履歴もありません。そのため担保がすべてで、預けた資産の時価を超えて借りることは原則できません。ETHを担保にステーブルコインを借りる、という形が典型です。
担保として認められる銘柄はプロトコルが個別に決めています。流動性が薄い銘柄は、いざ売却するときに値が付かず回収できないため、担保に使えないか、使えても借入可能額の比率が低く設定されます。同じETHでも、リキッドステーキングのトークンは価格の乖離リスクがある分、条件が厳しくなることがあります。
担保を預けた後は、価格が動くたびに担保価値と借入額の比率が変わります。比率が定められた線を割ると、誰でも実行できる清算処理が走り、担保の一部または全部が割引価格で売られます。通知や猶予はありません。借りたまま放置することが、DeFiでもっとも資産を失いやすい状態です。
注意点
- · 担保にした資産は、返済が終わるまで自由に売却・移動できない
- · 担保価値の下落だけでなく、借りた資産の価格上昇でも比率は悪化する
- · 取引所のレンディングでは、預けた資産は事業者の信用リスクにさらされ、破綻時に返らない可能性がある