本文へ移動
中級者用語を調べる

取引所の注文マッチングとは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

注文マッチングは、板に並んだ買い注文と売り注文を取引所のシステムが突き合わせて約定させる処理です。多くの取引所は価格優先・時間優先という共通の原則で処理しますが、細かい仕様は取引所ごとに異なります。この仕組みを知っておくと、指値がなぜ約定しないのかを説明できるようになります。

要点

  • 板の注文を突き合わせて約定させる中核処理
  • 価格優先・時間優先が基本原則
  • 成行は板にある注文を順に食べていく
  • 細かい仕様は取引所ごとに異なる

定義

板(オーダーブック)に登録された買い注文と売り注文を、一定の優先順位ルールに従って突き合わせ、条件が重なった時点で約定として確定させる取引所内部の処理。

取引所の板には、買いたい人の価格と数量、売りたい人の価格と数量が並んでいます。マッチングエンジンと呼ばれるプログラムが、この両側を常に見比べ、買い注文の価格が売り注文の価格以上になった瞬間に約定を確定させます。人が仲介しているわけではなく、すべて自動処理です。

優先順位の基本は、まず価格です。より高く買う注文、より安く売る注文が先に処理されます。同じ価格の注文が複数あるときは、先に板に置かれたものが優先されます。これが価格優先・時間優先と呼ばれる原則で、多くの取引所が採用しています。

成行注文は価格を指定しないため、板の有利な側から順に相手の注文を消費していきます。数量が大きいと、一番良い価格だけでは足りず、次の価格帯まで食い込みます。これが約定価格が想定とずれる理由のひとつです。

なお、注文の種類や有効期限の扱い、自己約定の防止といった細かい仕様は取引所ごとに違います。同じ注文の出し方でも結果が変わることがあるため、使う取引所の仕様説明を一度読んでおくと誤解が減ります。

注意点

  • · 指値が板に並んでいても、その価格まで相場が来なければ約定しない
  • · 板が薄い銘柄では、成行の数量次第で約定価格が大きくずれる
  • · 注文仕様は取引所ごとに異なるため、公式の案内で確認する

関連通貨

次に読む

仮想通貨診断

いくつかの質問に答えるだけ。結果はその場で表示されます。

診断をはじめる