初心者用語を調べる
バッグホルダーとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
バッグホルダーは、高値で買ったまま大きな含み損を抱えて動けなくなった保有者を指す言葉です。揶揄を含む表現ですが、指している状況自体は珍しくありません。重要なのは、この状態に陥る経路がほぼ決まっていることと、そこからの判断は「戻るまで待つ」以外にもあるという点です。
要点
- 高値掴みのまま含み損を抱えた保有者を指す語
- bag(袋)は売れ残った在庫を抱える比喩
- 焦って調べずに買う行動が主な入口になる
- 「戻るまで待つ」は選択肢の一つにすぎない
定義
価格が高い時期に買い、その後の下落で大きな含み損を抱えたまま保有を続けている人を指すスラング。売却すれば損失が確定するため動けない、という状態を含意する。
語の由来は、売れ残った商品の袋を押しつけられる比喩です。相場では、先に買っていた人が売り抜けた後の価格帯で買った人が、結果として在庫を引き受ける形になります。誰かが仕組んだとは限らず、情報が広がる順番から自然に生じる構図でもあります。
陥る経路はほぼ一定です。急騰の話題を見る、調べる前に買う、下落し始めても「もう少し待てば戻る」と考える、下げるほど売りにくくなる。この流れの中で、買った当初に決めていなかった判断基準を後から作ろうとするため、いつまでも結論が出ません。
抜け出し方に万能の答えはありませんが、決め方は整理できます。その銘柄を今の価格でゼロから買うかどうかを自問する、生活資金が含まれていないか確認する、一度に全部ではなく段階的に減らす、税務上の損益通算の扱いを確認する。少なくとも「戻るまで何もしない」を既定値にしないことが出発点になります。
注意点
- · 「含み損は売らなければ損ではない」という考えは、資金の拘束を無視している
- · 含み損の回復をうたって手数料を求める連絡は、二次被害の典型的な手口
- · 損失の税務上の扱いは所得区分によって異なるため、個別に確認する