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ダイヤモンドハンド・ペーパーハンドとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
ダイヤモンドハンドは下落しても売らない人、ペーパーハンドはすぐ売る人を指す言い回しです。前者を称賛し後者を揶揄する使い方が定着していますが、この評価軸には価格も事業内容も含まれていません。「売らないことが強さ」という語り口は、損切りという正当な判断を弱さに見せかけます。
要点
- 下落しても売らない人をダイヤモンドハンドと呼ぶ
- 早めに売る人をペーパーハンドと揶揄する
- 売買の是非を態度で評価する構図になっている
- 損切りを弱さと見せかける働きを持つ
定義
価格が下落しても売らずに保有し続ける姿勢をダイヤモンドハンド、値動きに応じて早期に売却する姿勢をペーパーハンドと呼ぶスラング。前者を称賛し後者を見下す文脈で対にして使われる。
この2語は、2020年前後に株式のネット掲示板から広がり、暗号資産やNFTのコミュニティでも定着しました。絵文字で表現されることも多く、保有者が自分の姿勢を示す記号として使われます。
使われ方の特徴は、売買の判断そのものではなく、人の気質を評価対象にしていることです。ある人が売った理由が、生活費が必要になったからでも、事業計画の変更を確認したからでも、区分としては同じ「ペーパーハンド」になります。理由を問わない語彙のため、正当な判断も臆病さとして扱われます。
投資の実務では、あらかじめ決めた条件で手放すことは基本的な作業です。配分が偏りすぎたとき、前提が崩れたとき、自分が許容できる損失額に達したときに減らす。これは弱さではなく手順です。ダイヤモンドハンドという称賛が働く場では、この手順を実行しにくくなります。自分の判断基準を、コミュニティの外で文章にしておくことが対策になります。
注意点
- · 「売らない」を貫くことと、判断を放棄することは別のもの
- · 他人にダイヤモンドハンドを求める発言の多くは、売り圧力を減らしたい側から出る
- · 生活資金が含まれている時点で、保有継続は選択肢として成立しない