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アルファ(alpha)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
アルファは、金融では市場平均を上回る超過収益を指す用語ですが、暗号資産のコミュニティでは「まだ広まっていない有利な情報」という意味で使われます。「アルファを共有する」と称する有料グループや限定チャンネルは数多くありますが、内容の正しさを事前に確かめる方法がなく、買い手を集める目的の発信と区別がつきません。
要点
- 金融用語では市場平均を上回る超過収益のこと
- コミュニティでは未公開の有利情報の意味で使う
- 内容の正しさを事前に確認する手段がない
- 買い手を集める目的の発信と区別できない
定義
本来は市場平均を上回る超過収益を指す金融用語。暗号資産の文脈では、未公表の上場予定や新規プロジェクトの情報など、早く知ることで有利になるとされる情報を指して使われる。
金融の用語としてのアルファは明確です。ベンチマークに対する超過収益を測る指標で、事後に計算されます。一方、暗号資産のコミュニティで使われるアルファは、事前の情報を指します。この時点で、検証できる数字から、検証できない主張へと意味が移っています。
「アルファグループ」「アルファチャンネル」と称する場は多数あります。有料の会員制であることも、NFTの保有者だけが入れる形であることもあります。共通しているのは、内容が正しいかを入る前に確かめられないこと、そして外れた場合の記録が残りにくいことです。当たった予想だけが後から引用される構造になっています。
情報が本当に価値を持つのは、他の人が知らない間だけです。つまり有料グループの参加者が数百人いる時点で、その情報はすでに価格に反映され始めています。さらに、未公表の上場情報のような内容が事実であれば、それを伝える行為が法令上の問題を含む可能性もあります。有利な情報を売るという建て付け自体に、成立しにくい前提があります。
注意点
- · 有料の情報グループは、当たった予想だけが後から宣伝に使われる
- · 未公表の上場情報を扱うと称する勧誘は、事実なら法令上の問題を含みうる
- · 参加者が増えた時点で、その情報の優位性は失われている