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アルゴリズム型ステーブルコインとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 6 分
結論
アルゴリズム型は、担保を持たずに供給量の増減だけでペッグを保とうとする設計です。価格が下がれば供給を絞り、上がれば増やすという調整を、別トークンとの交換などを通じて自動化します。担保を持たず需給調整だけでペッグを保とうとする設計は、信認が失われると急速に崩れた例があり、実験的な類型として扱うべきものです。
要点
- 担保を持たず、供給量の増減だけでペッグを保とうとする
- 調整には吸収役となる別トークンが使われることが多い
- 信認が失われると急速に崩れた例がある類型
- 裏付けがないため償還による下支えが働かない
定義
裏付け資産を持たず、価格に応じて供給量を機械的に増減させることで目標価格を維持しようとするステーブルコインの設計類型。
基本の発想は中央銀行の公開市場操作に似ています。価格が目標を下回ったら市場から回収して供給を減らし、上回ったら増やす。担保を用意しない代わりに、吸収役となる別トークンを発行し、そちらと交換できるようにして需給を移し替える設計が代表的です。
この方式が成立する前提は、吸収役のトークンに買い手が付き続けることです。ところが本体の価格が崩れる局面では、吸収役のトークンも同時に売られます。すると供給を絞るための交換が機能せず、発行が増えて価格がさらに下がるという逆回転が起きます。
担保を持たず需給調整だけでペッグを保とうとする設計は、信認が失われると急速に崩れた例があります。過去には大規模な下落が短期間で起き、多数の保有者が損失を被りました。仕組みを理解していても、この逆回転は個人が途中で降りる時間を与えてくれない点に注意が必要です。
注意点
- · 「1ドルに戻る仕組みがある」という説明は、買い手が居続ける前提の上に成り立つ
- · 高い利回りの提示で需要を維持している設計は、その原資がどこから来るかを確認する
- · 崩れ始めると流動性が消え、途中で売却できないことがある