Notcoin(ノットコイン)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
Notcoinは、メッセージアプリTelegramの中で動くミニアプリとして始まった、画面をタップして点数を貯めるゲームです。2024年にその獲得点数をもとにトークンが配布され、TONブロックチェーン上の資産として取引されるようになりました。ゲーム自体に複雑な機能はなく、Telegramの利用者基盤を通じた大規模な配布の事例として知られています。
要点
- Telegramのミニアプリとして動作し、アプリのインストールや初期費用なしで参加できた
- 画面のタップで点数を貯め、その点数に応じて2024年にトークンが配布された
- 発行先はTelegramと関係の深いTONブロックチェーン
- ゲーム性よりも、配布の規模と参加の手軽さが注目された事例
定義
Telegram上のタップ型ミニゲームで貯めた点数に応じて、TONブロックチェーン上のトークンを配布した企画から生まれた暗号資産。
Notcoinが示したのは、配布の摩擦をどこまで下げられるかという実験です。通常、暗号資産を受け取るにはウォレットの作成と秘密鍵の管理が必要ですが、Notcoinは既に多くの人が使っているメッセージアプリの中で完結する形を採り、参加に必要な手順を大幅に減らしました。
ゲームの内容は単純で、画面をタップするとカウンターが増え、一定時間で回復するエネルギーの範囲内で点数が貯まります。友人を招待する、特定のチャンネルに参加するといった条件で倍率が上がる仕組みが設けられ、参加者が自ら拡散する構造になっていました。
2024年、貯まった点数を基準にトークンが配布され、TONブロックチェーン上の資産として取引所でも扱われるようになりました。配布の対象は極めて多数の参加アカウントに及び、Telegram経由の配布手法として後続の類似企画が多数生まれるきっかけになりました。
重要なのは、この仕組みが何らかの事業収益や実用的な機能に裏付けられているわけではないという点です。価値の源泉はトークンの需給であり、ゲーム内の点数が将来の収益に結び付く設計にはなっていません。仕組みとしては、配布のマーケティング手法という側面が中心です。
注意点
- · 実用的な機能や収益の裏付けを持たないため、価格は需給のみで決まり、変動が極端になりやすい
- · 同種の企画を装った偽のミニアプリやリンクによる被害が多く報告されている。ウォレット接続や秘密鍵の入力を求められたら応じない
- · 配布の条件や対象は運営側の判断で決まり、参加しても必ず受け取れるとは限らない
よくある質問
タップして貯めた点数はそのまま資産になりますか?
自動的にはなりません。点数は運営が配布条件を決めて初めてトークンに換算されるもので、配布が行われる保証も、その価値が維持される保証もありません。