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初心者税金と安全対策

怪しい案件の見分け方

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
6 分

結論

元本保証、確実な利回り、期限を切った勧誘、紹介による報酬。この4つのいずれかが出てきたら、内容を検討する前に距離を取ってください。仕組みの説明が理解できないものには参加しない、という基準がもっとも実用的です。

要点

  • 「元本保証」「必ず増える」は、暗号資産では成り立たない
  • 紹介した人数に応じて報酬が増える構造は、収益源が参加者の資金である可能性が高い
  • 「今日まで」「あと◯枠」という期限は、検討時間を奪うための演出
  • 日本で暗号資産交換業を行うには登録が必要。金融庁の登録一覧で確認できる

定義

投資詐欺・ポンジスキーム・無登録業者による勧誘など、参加すると資金を失う可能性が高い案件に共通して現れる兆候。

最も強い兆候は「元本保証」と「確実な利回り」です。暗号資産の価格は変動し、運用の結果は事前に確定しません。それでも保証を約束できるとすれば、収益が運用ではなく別の場所から出ていることになります。新しい参加者の資金を既存の参加者への配当に回す構造(ポンジスキーム)は、参加者が増え続ける間だけ成立し、止まった瞬間に崩壊します。

次に、紹介報酬の構造です。人を紹介すると報酬が増える、階層が深いほど配当が増える、という設計は、事業の収益源が商品やサービスではなく参加者の拠出金であることを強く示唆します。知人から誘われるため断りにくいのがこの手口の厄介な点ですが、関係性は仕組みの健全性とは無関係です。

三つめが、時間を奪う演出です。「今日中に振り込めば」「残り3枠」「このグループ限定」といった言葉は、調べる時間と相談する時間を与えないために使われます。本当に価値のある機会であれば、一日調べてから参加しても遅くありません。急かされた時点で、内容ではなく手口を疑う理由になります。

確認できる事実に当たる習慣も有効です。日本国内で暗号資産の交換業を行うには金融庁への登録が必要で、登録業者の一覧は公表されています。名前が載っていない事業者が国内向けに勧誘しているなら、それ自体が問題です。加えて、運営者の実名が不明、白書の内容が他プロジェクトの流用、SNSの反応が不自然に肯定的ばかり、といった点も判断材料になります。最後に、仕組みを自分の言葉で説明できないものには参加しない。この基準だけで、大半の被害は避けられます。

注意点

  • · 知人からの紹介でも、仕組みが説明できないものには参加しないでください
  • · 被害後に「資金を取り戻す」と持ちかける二次被害の詐欺があります
  • · 正規の事業者を含め、どの相手にもシードフレーズ・秘密鍵を渡さないでください

よくある質問

  • 実際に配当が振り込まれています。問題ないのでは?

    初期の配当が支払われるのは、ポンジスキームの典型的な経過です。配当の実績は、収益源が健全であることの証明にはなりません。むしろ、その実績をもとに増額や紹介を促されている場合は注意してください。

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