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ウォッシュトレードとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
ウォッシュトレードは、実質的に同じ当事者が売りと買いを繰り返し、出来高や人気があるように見せかける行為です。表示される数字が実態を反映しなくなるため、出来高やランキングを判断材料にしている人ほど誤った結論に導かれます。数字は一つだけでなく、複数の指標を突き合わせて見る必要があります。
要点
- 同じ当事者が売買を繰り返し出来高を膨らませる
- ランキングや人気の指標が実態と乖離する
- 板の厚みや保有者数と突き合わせて判断する
- 多くの法域で相場操縦として規制される
定義
実質的に同一の当事者が売り注文と買い注文を対当させ、経済的な持ち分を変えないまま取引量だけを積み上げる行為。出来高や人気度の指標を人為的に押し上げる目的で行われる。
出来高は「その市場に参加者がいるか」を示す指標として広く使われます。取引所のランキング、トークン情報サイトの表示、NFTコレクションの人気順など、多くの場面で自動的に並べ替えの基準になります。つまり出来高を作れば、露出を買えることになります。
手法としては、複数の口座やアドレスを使って自分同士で売買を繰り返す形が典型です。手数料が低い、あるいは取引するほど報酬が出る設計の市場では、費用をかけずに数字を積み上げられてしまいます。NFTでは、高値で自分から自分へ売買し、床値が高いように見せる形も見られます。
利用者側の見分け方としては、出来高に対して保有者数や実際の板の厚みが釣り合っているかを見ます。出来高が大きいのに注文板が薄い、取引件数が多いのに参加アドレスが少数に偏っている、同じ金額の取引が規則的に並んでいるといった特徴は、数字を疑うきっかけになります。
注意点
- · 出来高やランキングだけで銘柄を選ばず、保有者数や板の厚みも併せて確認する
- · 取引するほど報酬が出る仕組みの市場では、出来高の数字を割り引いて見る
- · 同額の取引が規則的に並ぶ履歴は、実需ではない可能性を疑う