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ボラティリティの測り方
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
ボラティリティは、価格の変動の大きさを統計的に表した数値です。一般的には収益率の標準偏差として計算されます。変動の幅を測る指標であって、上下どちらに動くかを示すものではなく、過去のデータから求めた値である点に注意が必要です。
要点
- 収益率の標準偏差として計算するのが一般的
- 変動の大きさを測り、方向は測らない
- 年率換算すると比較しやすくなる
- 過去データからの計算値であり将来値ではない
定義
一定期間の価格変動の大きさを統計的に表した指標。日次収益率の標準偏差を求め、年率換算して表示することが多い。
もっとも基本的な計算は、日ごとの収益率を並べ、その標準偏差を取る方法です。日次の標準偏差に年間の営業日数の平方根を掛けると年率換算になります。同じ手順で株式や為替の数値も出せるため、資産クラスをまたいだ比較に使えます。
この値が大きいということは、日々の値動きの散らばりが大きいという意味です。上がる方向に大きく動いても、下がる方向に大きく動いても、ボラティリティは同じように高くなります。上昇局面だからボラティリティが低いということはありません。方向と大きさは別の概念です。
オプション市場では、市場価格から逆算したインプライドボラティリティが使われます。これは将来の変動幅について市場参加者が織り込んでいる水準を示す数値ですが、実際にその通りに動くことを意味するものではありません。過去実績から求めたヒストリカルボラティリティと混同しないよう、どちらの話かを確認する必要があります。
注意点
- · ボラティリティが高い・低いことから値動きの方向は導けない
- · 計算に使う期間を変えると数値が大きく変わる
- · インプライドボラティリティは市場の織り込みであり、予測の的中を意味しない