手数料が高すぎて送れないとき
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
ネットワーク手数料は需要で変動し、混雑時には送りたい金額を上回ることもあります。まず本当に今送る必要があるかを考え、急ぎでなければ時間を置きます。次に、同じ資産を扱える別のネットワークや、手数料の低い経路が使えるかを確認します。どうしても今送るなら、手数料の内訳と合計額を送信前に必ず確認してください。
要点
- 手数料は時間帯で大きく変わる。急がないなら待つのが最も確実
- 同じ銘柄でも、対応するネットワークが複数あれば手数料が桁違いに違うことがある
- 送信前に「送る額」と「手数料」の合計を必ず確認する
- 少額の送金は手数料負けすることがあり、送らない判断も選択肢
定義
ブロックチェーンの利用が集中し、トランザクションをブロックに載せるために必要な手数料が高騰して、送金が現実的でなくなっている状態のこと。
最初に確認するのは、その手数料が今だけのものかどうかです。多くのネットワークでは、手数料相場を表示するサイトやウォレットの推定表示があります。直近の推移を見て、明らかに一時的な高騰であれば、数時間から1日待つだけで大きく下がることは珍しくありません。急ぎの理由が「なんとなく不安だから」であれば、待つほうが合理的です。
次に、経路の選択肢を確認します。同じ銘柄が複数のネットワークで発行されている場合、どのネットワークで送るかによって手数料は大きく変わります。ただし、受取側がそのネットワークに対応していなければ着金しません。送る前に必ず、受取側の入金画面で対応ネットワークを確認してください。ここを確認せずに安いほうを選ぶと、手数料は浮いても資産を失います。
取引所から出金する場合は、事業者が銘柄ごとに固定の出金手数料を定めていることが一般的です。この場合、ネットワークの混雑と無関係に一定額がかかるため、少額の出金では割高になります。同じ取引所内の口座間送付など、ネットワークを使わない移動手段が用意されていることもあるので、出金画面の選択肢を一通り見てください。
どうしても今送る必要がある場合は、送信前の確認画面で、送金額・手数料・合計の3つを必ず見ます。ウォレットによっては手数料を手動で調整できますが、下げすぎると承認されずに滞留します。この状態の対処は「送金が承認されず止まっているとき」で扱っています。急いでいるときほど、確認画面を飛ばさないでください。
根本的な対策としては、送金の回数自体を減らす設計が有効です。少額を何度も動かすより、まとめて一度に動かす。頻繁に使う資産は手数料の低いネットワークに置いておく。こうした運用のほうが、その都度の節約より効きます。
注意点
- · 手数料を安くするために、受取側が対応していないネットワークを選ばないでください。着金せず、取り戻せない場合が多くなります
- · 「手数料を代わりに負担します」「割引ルートがあります」と持ちかけるサイトやアカウントには接続しないでください。ウォレットの接続許可を悪用する手口があります
- · 手数料を極端に下げると承認されず滞留します。安さだけで設定しないでください
よくある質問
送りたい額より手数料のほうが高いです。どうすべきですか?
その送金を今行う必要がないなら、見送るのが合理的です。混雑が収まるまで待つ、あるいは複数回に分けず後でまとめて送る方法を検討してください。無理に送っても、手数料分は確実に失われます。