初心者用語を調べる
Telegram・Discord文化とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
暗号資産のプロジェクトの多くは、TelegramやDiscordを利用者との連絡手段にしています。発表が公式サイトより先にチャットに出ることもあり、参加する意味はあります。同時に、詐欺の主な入口でもあります。管理者を名乗るダイレクトメッセージと、招待リンクの偽装は、この2つのサービス上で最も多く報告されている手口です。
要点
- プロジェクトの公式連絡がチャットで先に出ることがある
- 管理者を名乗るDMは基本的にすべて詐欺
- 招待リンクは公式サイト経由でしか辿らない
- 参加者数や書き込み量は水増しが容易
定義
暗号資産プロジェクトが利用者との連絡や告知に使うチャットサービスと、そこで形成された慣習の総称。役割(ロール)による権限管理、認証チャンネル、botによる自動応答などが一般的に使われる。
利用が広がった理由は実務的です。国をまたぐ参加者に同時に告知でき、開発者が直接質問に答えられ、役割ごとに閲覧範囲を分けられます。緊急時の連絡、たとえば契約の不具合や一時停止の告知が、公式サイトの更新より先にチャットへ出ることは珍しくありません。
一方で、詐欺の手口もこの環境に最適化されています。公開チャンネルで質問した人に対し、サポートを名乗るアカウントがすぐDMを送る。偽の認証botに接続を求め、ウォレットの署名を取る。本物とほぼ同じ名前と画像のサーバーへ招待する。いずれも定型化しており、日常的に発生しています。
対策は単純ですが徹底が要ります。招待リンクは必ず公式サイトかプロジェクトの公式SNSから辿る。DMは既定でオフにする。運営がDMから先に接触してくることはないと決めておく。認証を求める画面で署名する前に、内容と接続先を確認する。これだけで報告されている手口の大半を外せます。
注意点
- · 公開チャンネルで質問した直後に届くDMは、ほぼ確実に詐欺
- · 偽の認証botは、署名1回でウォレットの資産を持ち出す設計になっている
- · サーバー名・アイコン・参加者数はすべて模倣できる