どれくらい手間がかかるか
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 読了目安
- 5 分
結論
口座を開設して終わりではありません。取引履歴の保存、セキュリティ設定の見直し、年に一度の損益計算と申告要否の確認など、保有している限り作業が続きます。この手間を割けないのであれば、始めない判断が合理的です。
要点
- 口座開設と本人確認で数十分〜数日かかる
- 取引のたびに履歴を残す作業が発生する
- 年に一度、損益の集計と申告要否の確認が必要になる
- 価格を頻繁に見る習慣がつくと、時間の消費は想定より大きくなる
定義
暗号資産を保有・取引することで継続的に発生する作業量のこと。開設手続き、記録の保存、セキュリティ管理、年次の税務対応が含まれます。
まず初期の手間です。口座開設の申し込みと本人確認は、順調でも30分程度、書類の不備や混雑があれば数日かかります。あわせて、二段階認証の設定、パスワードの管理、出金先の登録といったセキュリティ設定を行う必要があります。ここを省くと、あとで資産を失う確率が上がります。
次に継続的な手間です。取引のたびに、いつ・何を・いくらで・いくつ売買したかという記録が必要になります。取引所が発行する年間の取引報告書がありますが、複数の事業者を使っている場合やウォレットに送金した場合は、それだけでは足りません。記録は後からまとめて作ろうとすると必ず苦労します。
年に一度の作業もあります。その年の損益を集計し、自分に確定申告が必要かどうかを確認する必要があります。必要な場合は申告書の作成が加わります。所得区分や申告の要否は制度で決まっており改正もあるため、国税庁の案内を確認し、金額が大きい場合や判断に迷う場合は税理士にご相談ください。
見落としやすいのが、価格を見る時間です。値動きが大きいため、一度持つと頻繁に確認する習慣がつきやすく、この時間は記録や申告よりもはるかに長くなることがあります。仕事や生活への影響を含めて、手間の総量を見積もってください。
注意点
- · 記録を残していないと、あとから損益を再構成できないことがあります
- · 税務に関する記載は一般的な整理であり、税務アドバイスではありません
- · 手間を惜しんでセキュリティ設定を省くと、資産を失う原因になります
よくある質問
買ったまま放置しておくのは手間がかからなくてよいですか?
放置していても、取引所のセキュリティ通知の確認や、売却時の記録は必要です。また、売らなくても交換や報酬受け取りがあれば損益が生じる場合があります。放置=手間ゼロではありません。