FXとの違い
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
FXは通貨同士の交換レートを対象とした取引で、国内では業者の登録制度やレバレッジの上限などの枠組みが整備されています。暗号資産はそれとは別の制度のもとにあり、対象となる資産の性質も、価格変動の幅も、税の区分も異なります。どちらも損失が生じうる取引です。
要点
- FXは法定通貨同士のレートを対象とし、暗号資産は資産そのものを売買する
- レバレッジの上限は制度で定められており、FXと暗号資産で内容が異なる
- 暗号資産のほうが一般に価格変動が大きい
- 税の区分が異なり、FXと同じ取り扱いにはならない
定義
外国為替証拠金取引(FX)と暗号資産取引との制度上の違いのこと。対象資産、レバレッジ規制、値動きの幅、税の区分などが含まれます。
FXは、円とドルのように2つの法定通貨の交換レートを対象にした取引です。背後にあるのは各国の中央銀行が発行する通貨で、金利や経済指標といった、値動きを説明する枠組みが一定程度確立しています。暗号資産の売買は、法定通貨を対価として暗号資産そのものを取得・手放す取引であり、対象の性質が異なります。
制度面では、レバレッジ規制の存在が共通していますが、その内容は別に定められています。証拠金を預けて、預けた額を超える取引を行うという点は似ていますが、上限の水準も、対象となる資産も同じではありません。レバレッジをかけた取引では、相場が想定と逆に動いた場合に預けた証拠金を超える損失が発生することがあり、追加の支払いを求められる可能性があります。
値動きの幅も実務上大きな違いです。主要な法定通貨のペアが1日で10%動くことは稀ですが、暗号資産では起こりえます。同じレバレッジ倍率でも、強制的な決済(ロスカット)に至る速度が違うということです。
税の扱いも異なります。国内の登録業者を通じたFXの利益には申告分離課税が適用される取り扱いがありますが、暗号資産の利益は日本では原則として雑所得に区分され、同じ扱いにはなりません。制度は改正されるため、国税庁の案内を確認し、判断に迷う場合は税理士にご相談ください。
注意点
- · レバレッジ取引では、預けた証拠金を超える損失が生じる可能性があります
- · 税務に関する記載は一般的な整理であり、税務アドバイスではありません
- · FXの経験があることは、暗号資産の値動きに対応できることを意味しません
よくある質問
初心者はレバレッジ取引から始めてもよいですか?
当サイトは取引を勧めませんが、事実として、レバレッジ取引は預けた金額を超える損失が生じうる仕組みです。仕組みを理解していない段階で扱う対象ではありません。