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現物取引とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
現物取引は、手元の資金の範囲で暗号資産そのものを売買し、約定した時点で現物を受け渡す取引です。借入を伴わないため、価格がどれだけ下がっても負債が発生することはありません。買った資産は原則として出金でき、自分のウォレットへ移すこともできます。
要点
- 預けた資金の範囲内でしか売買できない
- 借入がないため強制決済や追証が起きない
- 買った暗号資産は出金・送金できる
- 損失は投じた金額が上限になる
定義
暗号資産そのものを、約定と同時に受け渡す取引形態。証拠金や借入を用いず、保有している資金・資産の範囲内で売買を行う。
たとえば口座に10万円を入金してビットコインを買うと、その10万円分のビットコインが口座の残高として記録されます。価格が半分になれば評価額は5万円になりますが、失うのは投じた10万円までで、それ以上の請求が来ることはありません。ここが証拠金取引との一番の違いです。
現物で買った資産は、多くの取引所で外部アドレスへ出金できます。自分のウォレットに移せば取引所の破綻や出金停止の影響を受けにくくなる一方、秘密鍵の管理は自己責任になります。取引所に置いたままにすれば管理は楽ですが、取引所側のリスクを引き受けることになります。
現物取引の画面には、板に自分で価格を並べる方式(取引所形式)と、運営が提示する価格で売買する方式(販売所形式)があります。同じ「買う」でも実際に支払うコストは大きく異なり、後者は提示価格の中に手数料相当が含まれているのが一般的です。
注意点
- · 販売所形式では売値と買値の差が大きいことがあり、買った直後に評価額が下がって見える
- · 取引所に置いた資産は、システム障害や出金停止の間は動かせなくなる
- · 現物でも価格の下落によって元本を大きく割り込むことはある