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ソウルバウンドトークンとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
ソウルバウンドトークン(SBT)は、発行後に他人へ移転できないよう設計されたトークンです。売買の対象にならないため、資格・所属・参加履歴といった「その人に紐づく記録」の表現に使われます。誤発行や秘密鍵の紛失に弱いという固有の課題があります。
要点
- 発行後に他のアドレスへ移せないトークン
- 資格・所属・参加証明などの表現に使われる
- 売買できないため価格がつかない
- 誤発行の取り消しは発行者の実装に依存する
定義
特定のアドレスに紐づけられ、移転関数が無効化されているトークン。所有権の売買ではなく、そのアドレスに関する事実の記録を目的とする。
実装としては、ERC-721をベースに transferFrom などの移転関数を常に失敗させる形が一般的です。発行者から受取人へのミントだけが可能で、その後は保有者自身も動かせません。売買市場が成立しないため、投機の対象にならない点が設計上の意図です。
用途としては、講座の修了証、イベントの参加証、DAOでの貢献記録などが挙げられます。移転できないことで「買ってきた資格」を防げる一方、アドレスに紐づくため、そのアドレスの活動履歴と結びついて個人が特定されやすくなるというプライバシー上の論点があります。
課題として、誤って発行した場合の扱いがあります。発行者に焼却権限を持たせる設計、保有者側が拒否・破棄できる設計などがありますが、統一された仕様はありません。また、秘密鍵を失えばその記録は移し替えられず、実質的に失われます。
注意点
- · 移転できないため、売却による換金はできない
- · 保有記録が公開アドレスに紐づき、他の取引履歴と結びつけられる可能性がある
- · 鍵を失うと、資格や参加証としての記録も一緒に失われる