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ERC-6551(トークンバウンドアカウント)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 6 分
結論
ERC-6551は、既存のERC-721のNFTそれぞれにスマートコントラクトのアカウントを紐づける規格です。NFT自体が他のトークンを保有できるようになり、NFTを移転すると中身ごと移ります。既存のNFTコントラクトを変更せずに導入できる点が設計の要です。
要点
- NFT1つごとにコントラクトアカウントを紐づける
- NFT自身が他のトークンやNFTを保有できる
- 既存のERC-721を変更せずに適用できる
- アドレスは決定論的に計算され事前に分かる
定義
ERC-721のトークンごとに、共通のレジストリを通じてスマートコントラクトアカウントを決定論的に割り当てる規格。そのアカウントの操作権限はNFTの保有者が持つ。
仕組みの中心はレジストリコントラクトです。NFTのコントラクトアドレス、トークンID、チェーンIDなどを入力として、CREATE2という方式でアカウントのアドレスを計算します。計算式が決まっているため、実際にアカウントを作成する前からアドレスが分かり、そこへ先に送金しておくこともできます。
作成されたアカウントは、そのNFTの現在の保有者だけが操作できます。アカウント宛てに送られたトークンやNFTは、元のNFTを売却すれば新しい保有者のものになります。キャラクターNFTに装備アイテムを持たせる、といった入れ子の表現ができるのはこのためです。
注意すべきなのは、NFTを移転すると中身も一緒に移るという点です。取引の際は、そのNFTのアカウントに何が入っているかを確認する必要があります。また、レジストリを介した仕組みのため、対応していないマーケットプレイスやウォレットでは中身が表示されません。
注意点
- · NFTを売却すると、紐づくアカウント内の資産も一緒に相手に渡る
- · 購入時は、アカウントの中身が事前の説明どおりか自分で確認する
- · 対応していないツールでは中身が表示されず、存在に気づけないことがある