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スラッシングとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
スラッシングは、バリデーターが明確な不正を行ったときに、預け入れた資産の一部を没収する罰則です。ネットワークを攻撃すると経済的に損をする状態を作ることで、正しく振る舞う動機を与えています。委任している人の資産も同じ割合で削られます。
要点
- 明確な不正に対して預入資産を没収する罰則
- 二重署名や矛盾する投票が典型的な対象
- 委任した資産も同じ割合で削られる
- 単なるオフラインは没収ではなく報酬減が基本
定義
プルーフ・オブ・ステークのネットワークで、プロトコル違反を行ったバリデーターの預入資産を強制的に減額する仕組み。
プルーフ・オブ・ワークでは、攻撃に失敗すれば電力と時間を無駄にするだけで済みます。プルーフ・オブ・ステークでは計算資源を消費しないため、不正に対するコストを別に用意する必要があります。その答えが、預け入れた資産を没収するスラッシングです。
対象になるのは、証拠がチェーン上に残る種類の違反です。イーサリアムでは、同じスロットに2つのブロックを提案すること、矛盾する内容の承認投票を出すこと、他の投票を包み込む形の投票を出すことが該当します。これらは誰でも検証でき、告発する取引を送ると罰則が実行されます。
没収に加えて、そのバリデーターは強制的に退出させられます。さらに、同じ時期に多数のバリデーターが同時にスラッシングされた場合は没収額が大きくなる設計になっており、単独の設定ミスと組織的な攻撃が区別されます。単にオフラインだった場合は没収ではなく、その間の報酬が得られず残高が少しずつ減る扱いです。
注意点
- · バックアップ構成を誤って同じ鍵を二重に稼働させると、攻撃の意図がなくても没収される
- · 委任している場合、自分に落ち度がなくても委任先の違反で資産が減る
- · 没収された資産は取り戻せず、補償する運営主体も存在しない