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シュリンプ・リテールとは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
4 分

結論

シュリンプ(shrimp)は少額の保有者、リテール(retail)は機関投資家に対する個人投資家全般を指す言葉です。クジラの対義語として使われ、保有量を海の生き物にたとえた呼び分けが定着しています。呼称自体は中立ですが、「リテールが買い始めたら終わり」といった決まり文句には、検証されていない前提が含まれています。

要点

  • shrimp は保有量の少ないアドレスを指す呼び方
  • retail は機関投資家に対する個人投資家のこと
  • クジラとの対比で保有規模を表す比喩
  • 「個人が買うと天井」は検証されていない通説

定義

保有量の少ないアドレスや投資家を指す呼び方。shrimpはビットコインで1BTC未満といった小口を指すことが多く、retailは機関投資家以外の個人投資家を総称する語として使われる。

オンチェーン分析では、アドレスを保有量で階層に分けて集計することがあります。shrimp、crab、fish、whale といった呼び名は、この階層の通称として使われます。数値の区切りは提供元によって異なるため、他社の指標と直接比べることはできません。

リテールという語は、証券業界から来た言葉です。機関投資家(institutional)と対比して、個人の売買をまとめて指します。暗号資産では、取引所アプリからの小口注文や、少額の積立が該当します。ETFなどを通じた投資が広がった現在、両者の境界は以前ほど明確ではありません。

注意したいのは、この呼び分けに評価が乗りやすい点です。「リテールが買い始めた局面は天井」という語り口はよく聞きますが、誰がリテールなのかを事後に定義しているため、検証ができません。また、アドレス数の増減は、取引所の内部処理や分割によっても変動します。階層別の指標は参考にはなりますが、売買の合図として使える精度はありません。

注意点

  • · アドレス数の増減は、実際の保有者数の増減と一致しない
  • · 階層の区切り方は提供元ごとに違うため、指標同士を直接比較できない
  • · 「個人が買うと終わり」という通説を根拠に売買しない

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