値動きの大きさを理解する
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 6 分
結論
暗号資産は、日をまたいで価格が大きく動くことがあります。値動きの幅を事前に知っておくことは、実際に動いたときに驚いて判断を誤る場面を減らすためのものであって、損失を防ぐためのものではありません。本記事は将来の価格を示すものではなく、特定の銘柄や金額を推奨するものでもありません。
要点
- 暗号資産は株式や為替と比べて短期間の変動幅が大きい傾向がある
- 変動の大きさは上下どちらにも働く。上がる幅が大きいものは下がる幅も大きい
- 過去の値動きの幅は、将来の値動きを保証するものではない
- 「どこまで下がったら自分は耐えられないか」を先に確認しておく
定義
価格がどれだけ上下に振れやすいかの度合い。一般にボラティリティと呼ばれます。
暗号資産の値動きは、銀行預金や国内株式に慣れた感覚からするとかなり大きなものです。一日のうちに数%動くことは珍しくなく、数か月単位では価格が半分以下になった局面も、数倍になった局面も過去に存在しました。この幅の大きさ自体が良いか悪いかという話ではありません。問題は、自分がその幅を事前に想定していたかどうかです。
変動が大きいということは、上昇の幅が大きいと同時に、下落の幅も大きいということです。片方だけを取り出すことはできません。「大きく増える可能性がある」という説明と「大きく減る可能性がある」という説明は、同じ性質を別の側面から述べたものにすぎません。前者だけが強調されている情報に触れたときは、後者が省かれていることを思い出してください。
注意したいのは、過去の変動幅が将来の目安になるとは限らないことです。過去に半分になったことがあるから下限は半分だ、という推測は成り立ちません。市場の参加者も、取引される量も、関連する制度も変わり続けるため、これから起きる値動きが過去の範囲に収まる保証はありません。当サイトは、将来の価格や変動幅について見通しを述べることはしません。
実務上、確認しておく価値があるのは「どこまで下がったら、自分の生活や気持ちが保てなくなるか」という点です。金額の話ではなく、状態の話です。ここが曖昧なまま保有を始めると、実際に下落したときに初めて考えることになり、そのタイミングでの判断は落ち着いたときの判断とは別物になります。値動きの大きさを理解しておくことは、損失を防ぐ手段ではなく、判断が壊れる場面を減らすための準備です。
注意点
- · 本記事は投資助言ではなく、将来の価格や変動幅について見通しを示すものではありません
- · 値動きの大きさを理解していても、損失を防ぐことはできません
- · 過去の変動幅は、将来の変動幅を保証するものではありません
よくある質問
値動きが小さい銘柄を選べば安全ですか?
価格の振れ幅が小さく見える銘柄でも、取引量が少ないために売りたいときに売れない、発行体や仕組みに固有の問題を抱えているなど、別種のリスクがあります。変動の小ささは安全性の指標ではありません。