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初心者税金と安全対策

取引の記録を自分でつける

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

取引所やツールの履歴に頼りきらず、自分の手元にも一本の取引記録を持っておくと、あとの計算が確実になります。日付・銘柄・数量・価額・手数料・場所の六項目がそろえば十分です。申告に必要な書類の範囲は国税庁の案内と税理士にご確認ください。

要点

  • 日付・銘柄・数量・その時点の価額・手数料・取引した場所の六項目を残す
  • 取引直後に書くのが最も正確。あとからの記憶頼みは誤差が出る
  • 取引所をまたぐ送金も「取引ではない移動」として記録しておく
  • 自分の記録は、ツールの取り込み結果を検算するための基準になる

定義

売買・交換・送受信・報酬受取などを、発生のたびに自分の手元で一覧に書き留めていく記録のこと。

取引所の履歴があるのに自分でも記録をつける意味は、突き合わせができる点にあります。損益計算ツールにCSVを取り込んだとき、件数や数量が自分の記録と合わなければ、取り込み漏れや二重計上に気づけます。逆に自分の記録しかなければ、合っているかどうかを確かめる相手がいません。

項目は多くしすぎないことです。日付(できれば時刻まで)、銘柄、数量、そのときの日本円換算額、手数料、取引した場所。この六つがあれば、ほとんどの計算はやり直せます。表計算ソフトの一枚のシートで十分で、凝った仕組みは続きません。続かない記録は、ない記録と同じです。

見落としやすいのが、売買以外の動きです。自分の取引所口座から自分のウォレットへ送る移動、ハードウェアウォレットへの集約、DeFiへの預け入れ。これらは売買ではありませんが、記録に残っていないと、あとから見たときに「数量が減っている=売った」と誤読されます。移動である旨を一行書き添えておくだけで、この誤りは防げます。

書くタイミングは取引の直後です。月末にまとめて書こうとすると、スワップの正確な数量や当時の価額が思い出せなくなります。取引所の画面を閉じる前に一行足す、という習慣にしておくのが結局いちばん楽です。なお、申告に際してどの書類が裏付けとして必要になるかは制度で定められています。最新の情報は国税庁の案内および税理士にご確認ください。

注意点

  • · 記録用のシートに、パスワードやシードフレーズを一緒に書かないでください
  • · 本記事は一般的な整理であり、税務アドバイスではありません
  • · 必要な裏付け書類は制度で定められています。国税庁の案内および税理士にご確認ください

よくある質問

  • 損益計算ツールを使っていても、手書きの記録は必要ですか?

    必須ではありませんが、ツールの取り込み結果を検算する基準として役立ちます。特に取引所をまたぐ送金や、対応していない取引形態がある場合、自分の記録がないと誤りに気づけません。

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