使っているサービスの一覧をつくる
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
取引所・ウォレット・関連サービスの一覧は、自分の管理のためにも、いざというときに家族が状況を把握するためにも必要です。書くのはサービス名と登録メールアドレスまでで、パスワードや2FAの情報は含めません。
要点
- サービス名・登録メールアドレス・用途・開設時期を書く
- パスワード・2FAのリカバリーコードは一覧に含めない
- 使っていないサービスを見つけて整理する材料になる
- 登録メールアドレスの管理が、実はいちばん重要な部分
定義
暗号資産に関連して利用しているサービスを、名称と登録情報の範囲で一覧にしておくこと。認証情報は含めません。
暗号資産に関わるサービスは、思っているより増えています。国内外の取引所、レンディングサービス、NFTマーケットプレイス、損益計算ツール、ポートフォリオ管理アプリ、価格アラート。使うたびにアカウントを作り、そのまま忘れます。一覧を作る第一の目的は、自分が何に登録しているかを把握し直すことです。
書く項目は四つで十分です。サービス名、登録に使ったメールアドレス、用途、開設したおおよその時期。このうち意外に重要なのが、登録メールアドレスです。複数のアドレスを使い分けていると、数年後に「どのアドレスで登録したか分からずログインできない」という事態が起きます。逆に、登録アドレスさえ分かっていれば、パスワードを忘れても再設定の道筋があります。
書かないものも明確にしておきます。パスワード、2FAのリカバリーコード、APIキー、シードフレーズ。これらは認証情報そのもので、一覧に書けば一覧が鍵になってしまいます。一覧の価値は、それ単体では何も動かせない点にあります。だからこそ、比較的気楽に保管でき、必要なときに家族へ渡すこともできます。
この一覧は、整理のきっかけとしても働きます。書き出してみると、一度しか使っていない取引所、残高がほぼゼロのまま放置されたアカウント、すでにサービスが変わってしまったツールが見つかります。使わないアカウントは、放置するほど乗っ取りや情報漏洩の面が広がります。履歴を落としたうえで閉じる、という判断の材料になります。
なお、この一覧は保有状況を推測させる資料でもあります。誰でも見られる場所に置かず、必要な人が必要なときに到達できる形を考えてください。引き継ぎを想定する場合の設計は、別記事で扱います。
注意点
- · パスワード・2FAのリカバリーコード・APIキー・シードフレーズは一覧に書かないでください
- · 一覧は保有状況を推測させます。人目に触れる場所に置かないでください
- · 使わないアカウントを放置すると、乗っ取りや情報漏洩の対象が広がります
よくある質問
登録メールアドレスを書くのは危なくないですか?
メールアドレス自体は認証情報ではありませんが、どのサービスに登録しているかが分かる資料にはなります。パスワードや2FAと同じ場所に置かないこと、メールアカウント自体を強く守ることを前提にしてください。