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リベーストークンとは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

リベーストークンは、保有者の残高そのものが自動的に増減する設計のトークンです。全員の残高が同じ比率で変わるため、保有割合は変わりません。残高が動く前提のないアプリやサービスと組み合わせると、想定外の挙動を招くことがあります。

要点

  • 保有者の残高が自動で増減する
  • 全員同率で変わるため保有割合は不変
  • 内部では「持分」を記録し残高を計算で出す
  • 残高固定を前提としたアプリと相性が悪い

定義

総供給量を定期的または条件に応じて変更し、その変更を全保有者の残高に比例配分して反映させるトークン。残高の増減は取引を伴わずに起きる。

通常のERC-20は、残高を保存された数値としてそのまま返します。リベーストークンでは、内部に「持分(シェア)」を記録し、balanceOf が呼ばれたときに現在の総供給量と持分から残高を計算して返します。供給量の係数を変えるだけで全員の残高が一斉に変わるのは、この構造によります。

用途としては、ステーキング報酬を残高の増加として反映させる方式や、価格をある基準に近づけるために供給量を調整する方式があります。前者は受け取った報酬をわざわざ請求する操作なしに反映でき、後者は価格ではなく数量を動かすことで基準への収束を図ります。

実務上の注意は組み合わせです。流動性プールや貸借プロトコルの中には、預けたトークンの残高が勝手に変わることを想定していないものがあり、増えた分が回収できない、会計がずれるといった問題が起きます。対応の可否は各プロトコルの仕様を確認する必要があります。

注意点

  • · 残高が増えても保有割合は変わらないため、増加分がそのまま利益を意味しない
  • · 対応していないプロトコルに預けると、増加分を取り出せなくなる場合がある
  • · 税務上の取り扱いは残高変動の性質によって異なりうるため、記録を残しておく

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