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パスフレーズ(25番目の単語)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 更新日
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- 5 分
結論
パスフレーズは、シードフレーズに追加できる任意の文字列で、これを加えるとまったく別のウォレットが生成されます。フレーズを盗まれても資産に届かせない効果がありますが、忘れると誰にも復元できません。復旧窓口は存在しないという前提で扱う必要があります。
要点
- シードフレーズに足すと別のウォレットになる
- BIP39仕様の一部で、独自機能ではない
- 忘れると復元できず、問い合わせ先も存在しない
- 1文字の違いでも別のウォレットが開く
定義
BIP39でシードを導出する際に混ぜられる任意の文字列。単語リストに含まれる必要はなく、長さや文字種の制限もない。
「25番目の単語」と呼ばれますが、実際には単語である必要はありません。任意の文字列がシード導出の計算に混ぜられ、結果として別の64バイトのシードが生まれます。単語リストにない文字列でも構わないため、チェックサムによる誤り検出も効きません。1文字違えば、エラーではなく単に別の(多くは空の)ウォレットが開きます。
利点は、シードフレーズの紙が見つかっても資産に届かないことです。パスフレーズなしで復元すると、別のアドレス群が表示されます。ここに少額を入れておく「おとり用ウォレット」という運用も知られていますが、強要された状況でこれが機能するかは前提次第で、過信はできません。
危険なのは、この文字列の保管です。フレーズと同じ場所に書けば意味がなく、頭の中だけに置けば忘却や事故で資産が凍結します。実際には、フレーズとは別の場所に、別の形で保管するのが現実的な折衷案です。家族が資産を引き継げるようにするなら、両方の保管場所が伝わる仕組みも要ります。
注意点
- · パスフレーズを忘れると、正しいシードフレーズがあっても資産は永久に取り出せない
- · シードフレーズと同じ紙・同じ金庫に書けば、追加の防御にはならない
- · 設定した事実自体を家族に伝えていないと、相続時に資産が失われる