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オンチェーン投票とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
オンチェーン投票は、投票そのものを取引としてブロックチェーンに記録する方式です。誰が何票を投じたかが公開され、集計を第三者が検証できます。一方で投票内容が匿名にならず、手数料もかかるため、意見表明だけをチェーン外で行う運用と併用されることがあります。
要点
- 投票を取引として記録し誰でも検証できる
- 票の重みは保有量に基づくのが一般的
- 投票内容は公開され匿名にならない
- 手数料がかかるため小口の参加が減りやすい
定義
ガバナンスの投票をブロックチェーン上の取引として記録し、集計と結果の確認を誰でも独立に行えるようにした投票方式。
投票者はウォレットから投票の取引を送り、その内容がブロックに取り込まれます。集計は公開された台帳から計算できるため、運営が結果を書き換える余地がありません。この検証可能性が、チェーン外での投票との最大の違いです。
票の重みは、通常は対象トークンの保有量に比例します。一票一人ではないため、保有量の多い参加者の影響が大きくなります。これを緩める試みとして、ロック期間の長さで重みを変える方式や、票数の平方根を用いる方式が試されています。
課題もあります。まず、投票の内容が公開されるため、匿名の投票はできません。次に、取引を送る以上は手数料がかかり、小口の保有者ほど参加の見返りが小さくなります。結果として投票率が低く、大口の意向が通りやすい構造になりがちです。
そのため、拘束力のない意見表明はチェーン外の署名で行い、最終的な決定だけをオンチェーンで実行する運用が広く見られます。署名だけなら手数料が不要で、参加の敷居を下げられるためです。
注意点
- · 投票の履歴は永久に公開され、アドレスと紐づいて残る
- · 投票用と称して資産の移動権限を求める署名要求は詐欺の可能性が高い
- · 投票期間や必要定足数を満たさないと、賛成多数でも成立しないことがある