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最長チェーン則とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
最長チェーン則は、枝分かれが起きたときにどちらを正とするかを決める規則です。「長い」とはブロックの本数ではなく、累積の仕事量が最も多いことを指します。難易度の異なる枝を本数で比べると誤った判断になるため、この区別は重要です。
要点
- 分岐したときにどの枝を正とするか決める規則
- 比べるのは本数ではなく累積の仕事量
- 難易度が違う枝を本数で比べると誤る
- 巻き戻しの発生とその範囲を規定する
定義
複数の枝が存在するとき、累積の仕事量(各ブロックの難易度の総和)が最大の枝を正当なチェーンとみなす規則。最重量チェーン則とも表現される。
同じ高さのブロックがほぼ同時に見つかると、ネットワークは一時的に二つの枝を持ちます。ノードは自分が先に受け取った方を延ばしますが、やがて片方が長くなると、すべてのノードがそちらに乗り換えます。捨てられた側のブロックは無効になります。
ここで「長い」の中身が問題になります。単純なブロック本数で比べると、難易度の低い状態で大量に積んだ枝が勝ってしまいます。実際の規則は各ブロックの難易度を足し合わせた累積仕事量を比較するもので、少ない本数でも難易度が高ければそちらが勝ちます。
乗り換えが起きると、捨てられた枝に含まれていた取引は未確定の状態に戻ります。受け取った側から見ると、いったん着金したように見えた送金が消えることになります。承認数を待つという慣行は、この巻き戻しの確率を下げるためのものです。
プルーフ・オブ・ステークのチェーンでも似た選択規則が使われますが、そちらでは重みが計算量ではなく検証者の投票になります。さらに、一定の条件を満たしたブロックを確定済みとして巻き戻しの対象外にする設計が一般的です。
注意点
- · 「本数が多い方が正しい」という説明は不正確で、比べるのは累積仕事量
- · 分岐直後の取引は確定しておらず、承認数が少ないうちは消えうる
- · チェーンごとに選択規則が異なるため、ビットコインの説明を他に流用しない