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強制決済の連鎖(ロスカット連鎖)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
強制決済の連鎖は、ある建玉の強制決済が価格をさらに動かし、それが別の建玉の強制決済を引き起こす現象です。短時間で価格が大きく飛ぶため、逆指値が想定価格で機能せず、証拠金を超える損失が生じることがあります。
要点
- 強制決済が価格を動かし次の強制決済を招く
- 短時間で価格が大きく飛ぶことがある
- 逆指値が想定価格で機能しないことがある
- 損失が預けた証拠金を超えることがある
定義
証拠金維持率の低下による強制決済が市場に売り(または買い)を出し、それが価格を押し下げ(押し上げ)て、さらに他の建玉の強制決済を連鎖的に引き起こす現象。
仕組みはこうです。価格が下がると買い建玉の維持率が下がり、基準を割った建玉が自動的に売り決済されます。その売りが板を食い進んで価格をさらに押し下げ、次の水準にあった建玉の維持率も割り込ませます。これが連鎖として続きます。
高い倍率の建玉が特定の価格帯に集中していると、そこに到達した瞬間に大量の決済注文が同時に出ます。板の厚みが足りなければ価格は一気に飛び、平常時なら考えにくい水準まで到達することがあります。数分で回復することもありますが、その間に決済された建玉は戻りません。
この局面では、逆指値を置いていても指定価格から大きく離れて約定します。取引所によっては、損失が証拠金を超えた分を保険基金で補填する仕組みや、利益の出ている建玉から差し引く仕組み(ADL)を持ちますが、制度は取引所ごとに異なり、利用者が損失を負う場合もあります。
注意点
- · 損失が預けた証拠金を超え、不足額の支払いを求められることがある
- · 逆指値を置いていても、想定より大幅に不利な価格で約定することがある
- · 混雑時は取引所のシステムが遅延し、注文の発注や取消ができないことがある