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クロス証拠金と分離証拠金の違いとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
クロス証拠金は口座残高全体を担保として共有する方式、分離証拠金は建玉ごとに担保を切り分ける方式です。クロスは1つの建玉の損失が口座全体に波及し、分離は損失が割り当てた証拠金までに限られる一方、強制決済されやすくなります。
要点
- クロスは口座残高全体を担保として共有する
- 分離は建玉ごとに担保を切り分ける
- クロスは1つの損失が口座全体に波及しうる
- 分離は損失が限定される代わり決済されやすい
定義
証拠金の割り当て方式の区分。クロス証拠金は口座残高全体を全建玉の担保として扱い、分離証拠金は建玉ごとに指定した額だけを担保とする。
分離証拠金では、建玉ごとに「この建玉には5万円まで」と担保を指定します。その建玉の損失が5万円に達すると強制決済され、口座の他の資金は影響を受けません。損失の上限が明確になる一方、割り当てた額が小さいほど、わずかな逆行でも決済されます。
クロス証拠金では、口座にある残高すべてがすべての建玉の担保になります。ある建玉が含み損を抱えても、他の資金が支えるため決済されにくくなります。ただし、その建玉の損失が拡大し続ければ口座全体の残高が担保として消費され、最終的に口座の資産をまとめて失う可能性があります。
両者は「どちらが安全か」ではなく、リスクの形が違うと理解するのが正確です。分離は損失が限定される代わりに決済頻度が上がり、クロスは決済されにくい代わりに損失が口座全体に及びます。どちらの方式でも、極端な変動では損失が証拠金を超えることがあります。
注意点
- · クロス証拠金では、1つの建玉の損失によって口座の資産をまとめて失うことがある
- · 分離証拠金でも、急変時には割り当て額を超える損失が生じることがある
- · 方式の名称や挙動は取引所により異なり、建玉保有中に切り替えられない場合がある