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インテントベースアーキテクチャとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
インテントベースアーキテクチャは、利用者が「何をしたいか」だけを署名で表明し、実現の経路はソルバーと呼ばれる第三者に任せる設計です。経路の選択や複数チェーンにまたがる実行を利用者が自分で組み立てずに済みます。ただし、実際にどう執行されたかはソルバーの手に委ねられます。
要点
- 望む結果だけを署名し、経路はソルバーに任せる設計
- 利用者が経路や手順を自分で組み立てずに済む
- ソルバー同士の競争で条件が決まる
- 執行の中身はソルバーの裁量に委ねられる
定義
利用者が達成したい結果と条件だけを署名で表明し、その実現手順を第三者(ソルバー)が競って組み立て実行する設計方式。
従来の取引では、利用者がどのDEXのどのプールを通るかまで指定して署名します。インテント方式では「このトークンをこの量以上受け取れるなら交換してよい」という条件だけを署名し、経路の選択はソルバーが行います。条件を満たさない執行は、コントラクト側で拒否されます。
ソルバーは複数のプールを組み合わせたり、他の利用者の反対注文と相殺したりして、条件を満たしつつ自分の取り分を確保しようとします。同じインテントに複数のソルバーが応札する設計では、より良い条件を提示した側が執行権を得ます。異なるチェーンにまたがる実行も、この枠組みで扱えます。
利用者が署名するのは結果の条件だけなので、途中の手順で何が起きたかは直接コントロールできません。最低受取量の指定が甘ければ、条件の範囲内でソルバーに有利な執行をされる余地が残ります。署名する条件の数値は、自分で確認する必要があります。
注意点
- · 最低受取量などの条件を緩く署名すると、条件内で不利な執行をされる余地が残る
- · ソルバーが応札しなければインテントは執行されず、待たされたまま失効することがある
- · 署名するのは結果の条件であり、どのコントラクトを経由するかは事前に確定しない