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改善提案(EIP/BIP)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 更新日
- 読了目安
- 5 分
結論
改善提案は、ブロックチェーンの仕様変更を誰でも文書として提出できるようにした手続きです。BIP(ビットコイン)やEIP(イーサリアム)が代表例で、番号を振って公開議論にかけ、実装と採用を経て初めて有効になります。提案が存在することと、それが実際に使われることはまったく別だという点が理解の要です。
要点
- 仕様変更を番号付き文書で提案する公開手続き
- 提出自体は誰でもでき、採用は別の段階
- Draft・Review・Final といった状態が管理される
- トークン規格(ERC)も同じ枠組みで作られる
定義
ブロックチェーンの仕様や標準の変更案を、決まった書式と番号で公開し、議論と実装を経て採用するための文書制度。BIP・EIP・ERC などが該当する。
中央の管理者がいないネットワークでは、仕様変更を誰がどう決めるかが問題になります。改善提案はその答えとして、変更内容・動機・技術仕様・後方互換性への影響を決まった書式で書き、番号を付けて公開する方法を採りました。議論の履歴が残るため、後から経緯を追えます。
提案には状態があります。書きかけの Draft、レビュー中、採用された Final、取り下げられた Withdrawn などです。番号が付いただけの提案は、単に文書が受理されたことを意味するに過ぎず、ネットワークが採用したことにはなりません。ニュースでよく混同される部分です。
イーサリアムでは、プロトコル本体の変更を扱う Core EIP と、アプリケーション層の標準を扱う ERC が区別されています。ERC-20 や ERC-721 といったトークン規格はこの後者から生まれました。つまり規格の普及は、強制ではなく開発者が自発的に従った結果です。
注意点
- · 提案が公開された段階で「決定した」と書く報道があるので状態欄を確認する
- · 採用されてもノードが更新しなければ実際には有効にならない
- · 提案番号を騙る偽の告知や詐欺サイトが出ることがある