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ステーキングの解除手順

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
6 分

結論

ステーキングの解除は、預けを申請してから実際に引き出せるまでに待機期間が設けられていることが多く、即座に売却できるとは限りません。待機中も価格は動き、その間は報酬も止まるのが一般的です。解除を始める前に、期間と手順、未受取報酬の扱いを確認してください。

要点

  • 申請から引き出し可能になるまで、数日から数週間の待機期間があるチェーンが多い
  • 待機期間中は報酬が付かず、かつ売却もできない状態になるのが一般的
  • 解除の申請と、実際の引き出しが別の取引になっている設計が多い
  • 未受取の報酬は自動で戻らないことがあり、別途受け取り操作が必要な場合がある

定義

ステーキングに預けていたトークンの拘束を解き、自分のウォレットで自由に動かせる状態に戻す操作のこと。多くのネットワークでは、申請後に一定の待機期間が設けられている。

最初に押さえるべきは、解除が即時ではないという点です。多くのプルーフ・オブ・ステークのネットワークには、解除の申請から実際に動かせるようになるまでの待機期間があります。これは、不正を行ったバリデータに対して事後的に罰則を科す時間を確保するための設計で、利用者の都合で短縮することはできません。

手順としては、一般的にはステーキングの管理画面から解除を申請し、ウォレットで署名します。この時点では資産はまだ動かせません。待機期間が終わったあと、あらためて引き出しの取引を実行する必要がある設計が多くあります。申請だけで完了したと思い込み、引き出しを忘れて放置している状態は珍しくありません。

待機期間中の扱いも確認しておきます。多くの場合、この期間は報酬の対象から外れ、それでいて売却も送金もできません。つまり、価格変動のリスクだけを取り続ける時間になります。急落を受けて解除を始めても、実際に売れるころには状況が変わっている可能性があるということです。この非対称性は、ステーキングを始める前に織り込んでおくべき性質です。

報酬の扱いは設計によって分かれます。解除と同時に受け取れるもの、別途受け取り操作が必要なもの、一定額に達するまで受け取れないものがあります。解除後に画面上の表示が消えてしまう場合もあるため、解除の前に未受取分の有無を確認し、必要なら先に受け取っておくのが安全です。

リキッドステーキングのように、預けた証明のトークンを保有している場合は、経路が2つあります。ひとつはプロトコルを通じて原資産へ償還する方法で、これは通常の待機期間に従います。もうひとつは、そのトークンを市場で売却する方法です。後者は即時ですが、交換比率が理論値から乖離していることがあり、相場が荒れている局面ほど不利な価格になりやすい点に注意してください。

注意点

  • · 待機期間中は売却できません。価格が下がっている局面で解除を始めても、動かせるようになるまでの下落は避けられません
  • · 申請だけで完了する設計とは限りません。引き出しの取引を実行し忘れると、資産が宙に浮いたままになります
  • · 「解除を代行する」「早期に引き出せる」と持ちかけてウォレット接続や送金を求めるものは詐欺です。正規の待機期間を短縮する手段はありません

よくある質問

  • 待機期間の長さはどこで確認できますか?

    チェーンやプロトコルの公式ドキュメントに記載があります。ネットワークの仕様変更で変わることがあるため、古い解説記事ではなく、公式の情報を見てください。取引所の機能として預けている場合は、事業者の規約で別途の条件が定められていることもあります。

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