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不正証明(フロードプルーフ)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 6 分
結論
不正証明は、レイヤー2が主張した計算結果が誤っていることを、後から証拠を出して示す仕組みです。まず楽観的に受理してから、異議申立の期間を設けて誤りを訂正するという順序になっています。この期間があるため、オプティミスティックロールアップの出金には待ち時間が生じます。
要点
- 誤った計算結果を後から証拠付きで指摘する仕組み
- まず受理し、異議申立の期間を置いてから確定する
- この待機期間が出金の遅れの原因になる
- 異議を出す参加者が実在することが安全性の前提
定義
レイヤー2が提出した状態遷移が誤っていることを示す証拠。提出された結果をいったん正しいものとして受理し、一定期間内に異議が出た場合のみ検証を行う。
オプティミスティックロールアップでは、レイヤー2の運営者が「この取引群を処理した結果、状態はこうなった」とレイヤー1に主張します。レイヤー1はその場では中身を検証しません。誤りがあるなら誰かが異議を出すはずだ、という前提で受理するので「楽観的(オプティミスティック)」と呼ばれます。
異議が出ると、双方が計算の途中経過を半分ずつ絞り込んでいく対話型の手続きに入ります。最終的に食い違う一手だけをレイヤー1上で実際に実行させ、どちらが正しいかを判定します。全工程を検証するのではなく、争点となる1命令だけを検証するので、レイヤー1の負担を小さく抑えられます。
この仕組みが働くには、チェーンの状態を独自に再計算し、誤りを見つけたら保証金を積んで異議を出す参加者が実在している必要があります。誰も見ていなければ、誤った状態がそのまま確定します。どの主体が異議を出せるか(許可制か誰でも可か)は、ロールアップごとに設計が異なります。
注意点
- · 異議申立の期間が終わるまで、公式ブリッジからの出金は完了しない
- · 異議を出せる参加者が限定されている設計では、その主体が動かなければ誤りが通る
- · 異議申立には保証金が必要で、誤った申立をすると没収される設計が一般的