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検閲耐性とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
検閲耐性とは、特定の主体が取引の受け付けを一方的に拒めない性質のことです。多数の独立した参加者が取引を取り込める構造から生まれます。ただし実際には、承認の手順に関わる事業者が偏ると耐性は弱まるため、設計上の目標と現状の運用は分けて見る必要があります。
要点
- 特定の主体が一方的に取引を拒めない性質
- 参加者が多く独立しているほど強くなる
- 承認手順を担う事業者の偏りで弱まる
- 設計上の目標と実際の運用状況は別に見る
定義
ブロックチェーンにおいて、特定の主体の判断だけでは有効な取引の記録を妨げられない性質。多数の独立した参加者がブロックの生成に関われる構造によって成り立つ。
銀行送金では、金融機関が取引を止めることができます。ブロックチェーンでは、取引をブロックに取り込む主体が多数いて、それぞれが独立して判断します。ある主体が拒んでも、次のブロックを作る別の主体が取り込めば記録は残ります。これが検閲耐性と呼ばれる性質です。
耐性の強さは構造に依存します。ブロックを作る権限が少数の事業者に集中していれば、その全員が同じ方針を取った時点で実質的に止められます。逆に、参加者が地理的にも組織的にも分散していれば、全員に同じ判断をさせることは難しくなります。
実際には、マイニングプールやステーキングの委託先、ブロック構築を代行する事業者へ集中が進む傾向が観測されています。検閲耐性は「あるかないか」ではなく、どれだけ分散しているかで強弱が決まる連続的な性質だと捉えるほうが、現状の理解には合っています。
注意点
- · 検閲耐性は、詐欺や誤送金から資産を守る性質ではない
- · 台帳が受け付けても、取引所や決済事業者の段階では制限を受けうる
- · 分散の度合いは時期によって変わるため、現状の数値で確認する