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オートコンパウンド(自動複利)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
オートコンパウンドは、運用で得た報酬を自動で再投資し、元本に組み入れ続ける仕組みです。手作業の再投資と違ってガス代と手間を抑えられますが、複利が効くのは報酬が実際に発生している間だけで、元本割れのリスクが減るわけではありません。
要点
- 得た報酬を自動で再投資し元本に組み入れる
- 手動より取引回数が減り費用を抑えやすい
- 報酬が止まれば複利の効果も止まる
- 元本が減るリスクは変わらない
定義
運用で発生した報酬を自動的に売却・再投資して元本に加える仕組み。再投資の頻度と、その都度かかる費用によって実際の効果が変わる。
手動で運用する場合、報酬を受け取り、必要なら別のトークンに交換し、元の場所に預け直す、という一連の取引が必要です。イーサリアムのようにガス代の高いネットワークでは、少額の報酬だと再投資するだけで費用負けします。オートコンパウンドは多数の利用者分をまとめて実行するため、この費用を分担できます。
実行の頻度は設計で決まります。頻繁に行えば複利の回数は増えますが、そのたびに取引費用がかかります。逆に間隔を空けると費用は減りますが、報酬トークンの価格変動にさらされる時間が長くなります。どちらが有利かはガス代と報酬の規模で変わるため、一律の正解はありません。
誤解されやすいのは、複利という言葉が安全性を連想させる点です。複利が積み上がるのは報酬が発生し続ける場合だけで、報酬トークンの配布が終われば効果は止まります。また、元本を置いている先が流動性プールであれば、価格比のずれによる損失は複利とは無関係に発生します。報酬が積み上がっても、元本側の目減りが上回ることはあります。
注意点
- · 報酬トークンの配布が終了・減額されると、複利の前提そのものが消える
- · 再投資のたびに報酬トークンを売却するため、その価格変動と流動性の薄さが結果に影響する
- · 元本を置いた先のスマートコントラクトが破られれば、積み上げた分ごと失われる