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Theta Network(シータネットワーク / THETA)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
Theta Networkは、動画配信の帯域コストを下げることを目的に設計されたブロックチェーンです。視聴者の端末が余った帯域を使って他の視聴者に動画を中継する仕組みを取り、その提供に対して報酬を支払います。THETAはステーキングとガバナンスに、TFUELは帯域提供の報酬と手数料に使われる二種類のトークン構成です。
要点
- 視聴者の端末が中継役となり、配信のトラフィックを分担するP2P配信を行う
- THETA(ステーキング・ガバナンス)とTFUEL(報酬・手数料)の二トークン構成
- 検証を担うバリデーターと、その下で検証を分担するガーディアンノードの二層構成
- 近年はGPUを持ち寄る計算資源の提供にも対象を広げている
定義
視聴者の端末を中継点として使うことで動画配信の帯域コストを下げることを目的とした、二トークン構成のブロックチェーン。
動画配信では、視聴者が増えるほど配信事業者のCDN費用が膨らみます。Thetaが着目したのは、視聴者の回線には使われていない上り帯域があるという点です。同じ動画を見ている端末どうしが断片を融通しあえば、中央のサーバーから送るデータ量を減らせます。
この中継を担う端末はエッジノードと呼ばれ、帯域や計算資源を提供した対価としてTFUELを受け取ります。TFUELはネットワーク上の手数料としても使われる運用トークンで、供給量が増える設計です。一方のTHETAはステーキングとガバナンスに用いられ、役割が分けられています。
合意形成の面では、限られた数のバリデーターがブロックを提案し、より多数のガーディアンノードがそれを検証して確定させる二層の構成を採ります。ガーディアンノードはTHETAをステーキングすることで参加でき、検証への参加に対して報酬が支払われます。
利用実績としては、動画配信プラットフォームとの連携や、スポーツ・eスポーツ配信での導入事例が公表されています。近年はGPUを持つ参加者から計算資源を集め、機械学習や映像処理の用途に振り向ける取り組みにも範囲を広げています。
注意点
- · 帯域や計算資源の需要は提携先の配信事業者に依存しており、利用状況が外部要因で変動する
- · THETAとTFUELは役割も供給設計も異なる別のトークンで、取引所で混同しやすい
- · バリデーターの数が限られており、分散性の水準は他のPoSチェーンと単純比較できない