Quant(クアント / QNT)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Quantは、複数のブロックチェーンや既存の企業システムを一つのAPIから扱えるようにするソフトウェアOverledgerを提供する企業のプロジェクトです。Quant自体はブロックチェーンを運営しておらず、QNTはEthereum上のトークンとして発行され、製品の利用ライセンスの支払いに関係づけられています。
要点
- Quantは独自チェーンを持たず、既存のチェーンをつなぐソフトウェアを提供する
- OverledgerはAPIゲートウェイとして、複数チェーンへの書き込みと読み出しを共通化する
- QNTはEthereum上のERC-20トークンで、製品のライセンス利用に関係づけられている
- 金融機関や公共部門向けの導入を主な対象としている
定義
複数のブロックチェーンと既存システムを共通のAPIから扱うためのソフトウェアOverledgerと、その利用に関係づけられたトークン。
企業がブロックチェーンを業務に組み込もうとすると、チェーンごとにアドレス形式、署名方式、手数料の考え方が異なり、個別に実装が必要になります。さらに、既存の基幹システムとの接続も求められます。Quantが提供しているのは、この違いを吸収する中間層のソフトウェアです。
Overledgerは、複数のチェーンに対する読み書きを共通のAPIとして提供します。開発者は各チェーンの仕様を個別に学ばずに、同じ形式で取引の作成や状態の取得を行えます。位置づけとしては、ブロックチェーン向けのゲートウェイやミドルウェアに近いものです。
重要なのは、Quantが独自のブロックチェーンを持たないという点です。QNTはEthereum上のERC-20トークンとして発行されており、チェーンの運営やステーキングに使われるものではありません。トークンは、Overledgerを利用する事業者がライセンスを取得する際の仕組みに関係づけられています。
対象顧客は、金融機関や中央銀行、公共部門といった規制のある領域です。企業向けの製品であるため、導入事例や契約の詳細が公表されない場合があり、利用実績を外部から定量的に確認しにくいという性質があります。
注意点
- · 独自チェーンを持たないため、ネットワーク利用量のようなオンチェーン指標で活動を測れない
- · 企業向け製品であり、導入実績や契約内容が公表されない場合がある
- · トークンはライセンスの仕組みに関係づけられているが、その設計は事業者の方針によって変わりうる
よくある質問
QNTはどのチェーンで送金しますか?
Ethereum上のERC-20トークンです。Quantが独自のチェーンを持っているわけではないため、送金の際はEthereumネットワークを選びます。