Neo(ネオ)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Neoは、2014年にAntSharesとして始まり2017年に改称された、スマートコントラクト対応のブロックチェーンです。取引の確定にdBFTという合意方式を使い、ブロックが確定したら覆らない(ファイナリティを持つ)点を特徴としています。保有単位のNEOと手数料用のGASという2トークン構成を採っています。
要点
- dBFT(委任ビザンチン障害耐性)により、確定したブロックが覆らない設計
- NEOは分割できない単位で保有し、保有しているとGASが生成される
- 手数料やコントラクトの実行費用はGASで支払う
- デジタルIDと規制対応を早い段階から設計方針に掲げてきた
定義
dBFTによる即時ファイナリティと、保有用のNEO・手数料用のGASという2トークン構成を特徴とするスマートコントラクト・ブロックチェーン。
Neoが選んだのは、確率的な確定ではなく確定的なファイナリティです。Proof of Workのチェーンでは、ブロックが積み上がるほど巻き戻る確率が下がるという形で確定性を扱いますが、Neoは選出されたコンセンサスノードの3分の2以上が合意した時点でブロックを確定させ、以後は覆らない設計にしています。
この合意に参加するノードは、NEO保有者の投票によって選ばれます。参加者が限定されるため高速に確定する一方、ノードの多くが特定の組織に関連しているという分散性の論点も指摘されてきました。
2トークン構成も特徴です。NEOは小数に分割できない単位で保有され、ネットワークへの参加権と投票権を表します。保有しているだけでGASが少しずつ生成され、送金やコントラクト実行の費用はそのGASで支払います。手数料を保有資産とは別のトークンにすることで、NEOを動かさずに利用コストをまかなえる構成です。
2021年のN3と呼ばれる大規模アップグレードでは、分散ストレージ、名前解決サービス、オラクル機能などがプロトコルに組み込まれました。開発言語としてC#やPython、Java、TypeScriptなど既存の言語を使える点も、当初から掲げられている方針です。
注意点
- · コンセンサスノードの数が限られており、その運営主体の分布が分散性の論点として繰り返し指摘されている
- · NEOは分割できないため、1単位未満の送金はできない
- · 2017年前後の資料は旧仕様(Neo Legacy)に基づいており、N3以降の仕様と異なる部分がある
よくある質問
NEOを保有していると自動的にGASが増えるのですか?
はい。保有量に応じてGASが生成される設計です。ただし取引所に預けている場合、その分配方針は取引所ごとに異なるため、自分のウォレットで保有する場合と扱いが同じとは限りません。